moonshine  エミ




2003年09月24日(水)  25歳になった

 誕生日です。ありがとう!

 ゆうべ日付の変わる前に、
『明らかにフライングですが』と題されたメールが友達から届いて、
 それがお祝いの第一報(?)だったのですが、
 そのときはどうもまだピンとこなくて、
「いやー、ありがとう。でも、誕生日っていってもそんなに感慨なくて・・・」
 なんて返事をしてしまった私のバカバカバカ。

 朝になって、会社に行く前にもう何通か携帯にメールが入ってきて、
 会社の人たちにもおめでとーって言われたり社内メールが届いたり、
 お昼休みに携帯を見るとまたメールがいくつか来てたり。
 うわー、すごーい、うわー、とただただ驚き、
 大感動の一日になったのでした。

 夜は、サービス業の友達も偶然おやすみだったことから、
 シズラーっ子4人で食事、
 大名のおっしゃれかわいーって感じのお店で、
 ピザやらパスタやらおなかいっぱい、
 珍しく食後のデザートまでいただきました。
 ガトーショコラのアイスクリーム添えですよ。おいしかった〜
 
 プレゼントと、カードをもらった。
 シズラーッ子には、何かの記念日のときにはカードを贈りあう習慣があって、
 私はそれまであんまりそういうことを頻繁にしない友達づきあいをしてきたけど、
 心づくしの小さなやりとりを今はとても大切に思っている。
 そういうことで人の気持ちはほんとにあったまるもので。

 そして家に帰ると、手紙が二通。
 うちのお姉ちゃんからは、短い文章、そして、
「いろいろ入用のときだろうから今年はキャッシュ☆にしてみた」
 だって。
 うちは5歳違いの二人姉妹で、今は姉と私の収入は多分かわらないけど、
 姉が社会人で私が学生っていう時間が9年ほどあって、
 その間、よくお小遣いをもらってたよなーと思いだした。 
 ベタベタしないけど、お姉ちゃんはやっぱりすごい味方。
 たった二人のきょうだいだもん。

 ゆうきちゃんからは、4枚にわたる手紙。
 朱、桜、薄紫、鶯。きれいな色の和紙っぽい便箋。
 正方形の紙が菱形になるような向きに書いていて、
 三角になるように折ってあって、十二単衣のような重ねの色目がとてもきれい。
 ほろりとくるような手紙だった。
 長い時間かけてゆっくりじっくり醸造されるようにコク深く香り高く、
 仲良くなってきた我々だよなあ、と思う。
 もちろんこれからもますますもって。

 そして、昨日の日記で表明(笑)してたとはいえ、
 HPのBBSひらいたら、ひょえー!というほどの書き込みが。
 みなさん本当に本当にありがとう。

 誕生日って不思議なもので、
 結婚とかみたく自分で決めたことに対してのお祝いじゃないし、
 合格とかみたく、がんばったことに対してのお祝いじゃないし、
 生まれた日なんて自分は別になんにもしてないし覚えてないし、
 でも最も無条件に? おめでとうを言ってもらえるみたいだ。
 生まれてきておめでとう、だなんて。
 なんて幸せなことでしょう。

 私からみなさんにほんとにありがとう。
 生まれて生かされているのです。
 そして両親にありがとう。
 お嬢さん育ちなんて言われたときにびっくりしたくらい、
 私の育った家庭ってどう考えてもムムム・・・なのですが、
 でも、一生、家族です。育ててくれたお父さんお母さんです。
(ここ見てないけど)ありがとう。
 と言えるようになりたい、25歳になった夜です。





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