moonshine  エミ




2003年05月11日(日)  このわがままな僕たちを

 はい。今日も日記の時間です。
 
 今日はね、基本的に、おうちにいました。
 でも、何だか忙しいこと忙しいこと。
 あっという間に夜になってしまいましたよ。
 
 アイロンがけって平日は溜め込んでて、たいてい週末にするんですが、
 決して楽しいものじゃないけど、少しだけ面白い。
 せっかちでおおざっぱーな自分を、辛抱強く矯正していく作業のような気がする。(なかなか矯正されないのだけど)
 
 自転車に乗って夕食のお買い物に行ったら、ついでにTSUTAYAに寄ってしまい、
 なんか本とかCDとかCD−ROM10枚組とか買っちゃって、それだけで4000円以上も使ってしまいまひた。母の日だったのでおいしげなお菓子とかも買っちゃって、さらにお金を使ってしまいまひた。ええん。
 本はね、

1.リンダ・ハワード『天使のせせらぎ』
 有名な娯楽作家(?)らしく、前から気になってはいた人です。
 どうも激しいラブストーリーっぽい。 
 恋愛を軸にした小説ってあんまり読まないんですが、
 何でこんなもの買っちゃったかというと、
 最近、珍しくオンライン小説でアマチュアの方が書いたものなんて読んで、
 しかも読破してしまいまして。
 それが、アマチュアならではの、女の子の理想を完全に体現した、
 カッコイイ男の人が出てくる少女漫画みたいな恋愛小説だったんですがね。
 なんか、面白かったんですよ。新鮮で。
 で、これもその流れで購入したのです。

2.浅田次郎『月のしずく』
 浅田次郎は、小説を買うのはこれが初めてです。
(競馬関係のエッセイは何冊か持っている 爆)
 なんたって、「鉄道員(ぽっぽや)」の作者ですからねえ。
 私エミ、天の邪鬼の虫をお腹の中に飼っているようで、
 “切なさを前面に押し出して売る音楽”(例:平井堅)やら
 “とにかく感動作!泣ける!というレッテルがついた映画”(例:アイ・アム・サム)
 やらは、どうしても避けてしまうという傾向にあるんです。
 それが悪いといってるわけじゃなくて、ま、嗜好の問題と思ってね。
 それは本も同じで、
 いかにも泣けそう!と読む前から分かってるものは、あんまり買いません。
 が、いかにも泣けそうなこの本を買ってしまったのは、
『ピエタ』という短編が収めてあったから。
 もう何年も前のことだけれど、
 宝塚を退団してしばらく経った天海祐希が、これをひとり芝居でやったんだよね。
 で、それのほんのワンシーンが、テレビでちらりと流れた、と。
 時間にしておそらく1分。
 何の心構えもなかったのに、その1分、たったワンシーンで、泣けてしまったんだよ! 
 すごいシーンだった、なんか。
 その原作が読みたかったのです。

3.川上弘美『椰子・椰子』
 この人も、前から読もう読もうと思っていた人なのです。
 『センセイの鞄』は、いつか(というのはつまり、文庫化されたら)必ず読むだろうな。
 先に文庫になったこの本を購入。
 なんか、ヘンテコな日記らしいです、どうも。
 山口マオさんという人(有名なんでしょうきっと。)が絵を書いているコラボレーション作品です。
 ふしぎでぶきみなの。

 CDは、スモーキン・ブギの『情熱のハイウェイ★スター』を。
 TSUTAYA、なんとF-musicの販売棚(福岡のインディーズ中心ね。)ができていた。
 なんと、3枚聞ける試聴機まであった。すごいっ!
 見つけた感激で、思わず買ってしまいました。

 夕方、走りに行きました。
 なんか、体が軽い軽い。
 先週は、チョビッとしかお酒を飲まなかったからかなあ?
 とうことで、いつもより少し多く、7.2キロ走ってみました。
 私はいつも同じコースを走っているのですが、
 いやー最近、水辺の草の伸びがすごい。青々としとります。
 冬は枯れ枯れだったのに。生命ですね。

 ゆうべしん氏と電話で話したこと。
エミ「今日は楽しかったよー。
   ひとり遊びがどんどん上手くなりそう。困るなあ」
しん「俺も今日はひとりでいろいろ行ったよ。
   自転車で往復20キロは走ったね」
エミ「に、20キロ。どこまで行ったと」
しん「駅のちょっと先」
エミ「駅って最寄の駅の?」
しん「うん」
エミ「・・・遠いねえ。」
しん「うん。いろいろ、買い物したよ」
エミ「へえ、何を?」
しん「ブックオフと、ハードオフでね。合計300円やった」
 ・・・・しんちゃん、何歳だ、おまえ?!
 あ、よくよく聞くと、携帯の機種変更もしたそうです。
 20キロ自転車こいで、中古屋で300円の買い物だけってねえ、変だよねえ。
 しん氏は自称「スペック人間」だそうで、
 絶対使いそうにないGPS機能(なんか、現在地とかわかるやつ?)とかもついてる、
 スペックが大きいのがぜひとも欲しかったらしいのです。
「ああ、使わんよ。でも、それがいいと!」
 ということで無事購入したようで。
 お祝いに、写真を一枚送ってあげました。  

 HPを、あちこち、更新してみました。
 写真のとこ。
 本屋のとこ。(不完全。)
 moonshineおぼえがき。
 トップページには、敬愛するヒデの言葉をのっけてみました。
 遊びに来てね。

 そうそう、とあるお友だちのBBSに書き込みをしたら、
「もー、しょうがないなあ、わがままなんだから。
 じゃあコッソリ教えるね」
 なんてレスがついてたんだけど、
 好意をもってる人に言われる「もう、わがままなんだから」って言葉、
 そのうえで、こちらが望むことを叶えてもらうのって、
 なんとも言えず嬉しい感じだよなあ、と思いました。
 よそゆきじゃない、そのままの自分を受け容れてもらえてる感じ。
 そしてワガママは増幅。笑

 そんなわけで、タイトルは、銀色夏生の初期詩集からです。





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