moonshine  エミ




2003年02月27日(木)  宝箱

 仕事のあと、箱崎へ。
 今日は初めてマーブルのおうちに遊びに行く日だ。
 思ったよりも仕事が終わるのが遅く、少しの残業だけどヤキモキ。
 おうちは箱崎なので、ついでに(というと語弊があるが・・・)しんちゃんと会って、夕食を食べてから行くことにする。
 遠距離の予行演習のように、1月半ばからあんまり会ってない私たちだ。いや、予行演習っていうか、単にしん氏も何だかんだと忙しいから、というだけなのだが。

 箱崎の学生のスタミナ源、定食屋「ハロー」に久しぶりに行く。
 2年ぶりくらいか。まったく変わっていない、使い込まれて油でぎとぎとのようなメニュー。
 チキン2枚で税込500円というスペシャルメニューも変わらずあった。確か、新春特別!期間限定!みたいな触れ込みで始まったメニューだったと記憶しているが・・・。新春といっても、たぶん99年くらいだよ。よく食べたものだった。
 量で勝負のせっかくのハローなので、いっちょ、どかっと食べよう!とかつとじ定食を頼むも、二切れほど食べられずに残してしまう。腹ペコだったのに、これも年かしら。

 予定より遅くなってしまったが、しんちゃんと別れてマーブルのおうちへ。
 そこはまさに彼女の宝箱!
 彼女が好きで集めてきたものがたくさん。
 CD、レコード、MD、ミニチュア、本、絵本、画集、雑誌、数々のライブのフライヤーも。
 予想していたけど、すごかった。
 あのさ、雑誌で紹介されてる「おしゃれな部屋」って、妙にモノが少なくてすっきりしてるのが多くない? モノがあっても、見えないように工夫してあるとか、見せるものはごく一部、デザイン的な効果を狙ってるようなのとか。
 それって、確かにとてもおしゃれなんだけど、生活感がない感じって、
「へ〜おしゃれですね・・・・」と、私は何だか黙りがちな感想になってしまう。
 マーブルの部屋は、すごい。所狭しと、がんがん並んでる。汚いって意味じゃないよ、とにかくうわーっと、彼女の思いが感じられるように、たくさんの愛するものが前に出てる。こういう感じ、とても好き。

 90年くらいのくじらのビデオ(ジャンクもの)を見た。
 杉林さん、かわいい。若い、細い、クール。
「んも〜、きゃわいい!」なんて言いながらも、「このカメラワーク、ひどいよね! あたしが撮ったほうがよっぽどいいくらいだよ!」と突っ込むマーブル。
 やっぱり「ジャム」がかっこよかったな。
 
 部屋には楽器も豊富で、エレキギターにアコギ、ジャンベ、ボンゴ、オカリナまで出てきて、二人でぎゃはぎゃは笑いながら弾いたり叩いたりした。
 原マスミのライブ音源と、どんとのベストをダビングしてもらった。魚座のラジオ録音をもらうの、うっかり忘れてしまった。
 レコードやCDや本、いろいろ取り出して見て、帰るころには部屋にはいろんなものがそこらじゅうに散乱してた。うう、スマン。
 でも、かなり楽しかった。触発された。
 面白そうなものがたくさんあって、あの家なら一人で一日お留守番したって、あっという間に時間が過ぎるな。
 いや、留守番する必要なんてないんだけど・・・。
 じっくり漁りたいよマジで。





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