moonshine  エミ




2002年12月29日(日)  あなたは誰に似てますか。

 のびのびにしてた美容室へようやく。
 
 自分のそっくりさんがこの世に3人いるかどうか知らないが、まあ、「○○に似てるね〜」と言われる人って、けっこういるのではないかと思う。
「あの、誰かに似てるって言われませんか?」
 最初、今日はどういうアレンジするか、というお話をするのだが、開口二番くらいに美容師さんが言った。
「は、あんまり、言われませんが・・・誰かに、似てますか?」
 半分ウソの答えを返すと、
「上原多香子、似てますよね」
 と、美容師さん、キッパリ。
「そ、それは一度も言われたことありません、気のせいですよ〜」
 さすがに恥ずかしいよ。似てないってば。

 私に対して「誰かに似てる」という奇特な人は、だいたい年に2−3人あらわれる。
 なんで奇特かって、その人にとっては「私が似てる」らしいのだが、その意見が重複することは、まずないからだ。
 例外は立花理佐で、これは、小中学生のとき、主に姉の友人を中心に、何人にも言われた。
 私の世代は立花理佐全盛時代(そんなもんあったのかな・・・)を知らないので、微妙にうれしくなかったものだ。
 なんだか中途半端なアイドル、という印象の人なんだよね(ゴメンナサイ立花さん)
 ま、芸能界において彼女の存在感がどんどん薄くなっていくのにつれ、「立花理佐説」もまた消滅の一途をたどり、今では私に理佐の影はない(?)
 
 理佐説にかわり新たに浮上した説は、てんでバラバラで、しかも、何の統一性もない。
 挙げてみよう。
 ・さとう珠緒
 ・CHARA
 ・加藤あい
 ・中沢裕子
 ・吉川ひなの(!!)
 ・桜庭あつこ(覚えてますか、あの、羽賀研二と噂のあった巨乳さんデス)
 
 これに上原多香子が加わるんですよー!
 どんな顔やっちゅうねん。
(あの、私、化粧で顔が七変化するタイプじゃありませんから。
 いつも割と薄化粧だと思うし・・・←めんどくさがりや)

 さて、それはさておき、今日の美容師さんは、プロだった。
 技術の腕はよくわかんないけど、接客のプロ。
 優しく、細やかで、かつ、おしつけがましくない。
 私は今はめっきり会社に引きこもった(笑)事務職だが、
 高校大学と、7年間はおもに接客業のアルバイトを、比較的激しく(笑)やっていた。
 フェイス・トゥ・フェイスは仕事の基本。
 難しい。でも、おもしろい。
 プロのサービスを受けるのは、本当に気持ちがよく、得した〜って気分になるね。

 カラーリングもしたので、ちょっと時間がかかり、その間ファッション雑誌を2冊読んだ。
 久しぶりに、「きれいになりた〜い。おしゃれした〜い。」という欲がふつふつと湧いてきた。
 しかし、美容室を出た直後に、マルキョウ(ダイエーよりも、さらに庶民的なスーパーと思ってください。)の二階で、500円の長袖Tシャツをほくほくと買う私であった。500円だよ。
 なんせ、一緒に買ったババシャツよりも安かった!
 だって何か、かわいかったんだもん。
 高い服は、いい。それは当たり前のこと。
 いい年だから、それなりの服を持ってTPOに合わせるのは大切なことだと思ってる。
 でも、高い服にしか目がいかない人間には、まだならなくていいのだ。わたしは。

 本屋。
 珍しく、絵本コーナーにも行ってみた。
 記憶のアンテナにふとひっかかったものを手に取る。
『おおきなかぶ』
 最近の絵本作家さんが書いたらしい、あたたかくも新しい絵だったけれど、読み進んでいって、ああ!と思い出した。
「うんとこしょ、どっこいしょ、まだまだかぶは ぬけません」
 ね?
 このフレーズ、知りませんか?!
 おもしろかったー。
 しかも、不朽の絵本て、ほんと、深いよね。 
 この「おおきなかぶ」、原作は何と、トルストイなんだって。
 そう、あの(読んでないけど)『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』等を著した大文豪ですよ。

 久しぶりに、寒気が緩んだ日。
 走りに行きたくてムラムラ、いやこの表現は変か、ムズムズ(これだな。)したけど、そのパワーを部屋の片付けに注ぐ。
 私の部屋には本棚が大小6つあって、レイアウトを大幅に変えてみた・・・のだが、CDとMDの収納が気に入らない。
 これは、またやり直しだな。

 夜は、今日買った雑誌をめくりました。
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