moonshine  エミ




2002年12月20日(金)  X'mas Special

 昼ごはんを食べながら、同期が大みそかにカウントダウンに行くって話をしてて、
「でも、人が多くて、疲れるだろうねえ・・・」
 なんて反応もあったんだけど、彼女が
「いいと、疲れても!! 若いんやけん」
 て言ったのが印象的だった。
 そう、疲れたっていいやん! こんなに(いや、それほどでもないか・・・ショボン)若くして、ラクしてどうする。

 と、いうわけで、今日からもう、クリスマススペシャルです。
 適度に予定を入れてます。
 その合間を縫って、
 部屋かたづけて(何か日記読み返してたら、始終かたづけものをしているようだ。だが、いまだ整頓されないこの部屋・・・。モノが多いのか、やっぱり)、
 ささやかに(ホントささやかに)親孝行とか、本読んだりとか(いつもと同じやん)、HP整備したりとか(できるかな・・・)、したいと思っているのですが、さてさて。
 
 あ・・・あと、年賀状・・・。これは極力サックリと。
 あれもこれも、疲れるまで、ガツガツと、ね。
 
 なんて言いながら、3連休。
 ンのあと、24日は仕事で、25・26とまた連休で(代休+有休とりました)、27日仕事で、また土日は休みで・・・。
 こんな飛び石出勤。ほんとに会社員か、わたし?
 忙しい営業部門の人には申し訳ないかぎり。でも、10・11月と今月前半は、目がまわる忙しさだったことだしね、私も。
 ・・・季節労働者、という言葉がふと頭をよぎる。

 まあ、ともかく仕事をサックリ終えて西新へ。 
 ライブハウスJAJAではこの日から6DAYS、“クリスマススペシャル”と銘打って、人気バンド・実力バンドを一日4つもブッキング。
・各バンド最低一曲は、クリスマスソングをやらなきゃいけない
・毎日豪華大プレゼント抽選会が催される
 という何だかワクワクの一週間。
 しんちゃんとマックでごはんを食べた後、JAJA入りすると、入り口にも中にもクリスマスツリー。
 あちらこちらに置かれたちっちゃいツリーのちっちゃい電球が、薄暗いフロアで赤・青・黄・緑・ピンク、ピカピカ光ってなんだかかわいい。
 が、司会の成人さんは(そう、クリスマススペシャルでは、JAJA名物の司会復活です。)
「バンドブームのときは、最高7本あったんですけどね〜このツリー。今は3本です」
 なんて、ショッパナから自分で落としていた(^-^;
 ん? “しょっぱな”は、方言じゃないよね?
 
 この日の出演バンド、最初はメロウイエロー。
 4年以上ぶり2回目に見る。あたりまえだけど随分かわってた。
 前に見たときは、もっと古めのロックンロールをちょっとスカした感じでやってたけど、今はバリバリのパブロックになってる。
 パブロックはもともと好きだし、楽しめた。
 音が大きくて、ギターのいかにもって感じもよかったし、ボーカルも声が太くてうまかった。
 渋いのとポップ風味のどっちもよかったな。ポップなのがキャッチーなので耳に残ったけど、男気あるやつもかっこよかった。
 曲と曲の間のMCで、演奏の雰囲気が途絶えないのもさすがだった。
 ボーカルの人、最初のMCで息きらしながら、
「オレは今夜、死にます。そこで(とドリンクコーナーを指差し)ガソリン売りようけん、みんなどんどん飲んで」
 だってー。やりかぶりさんだった。
 どうやら、メンバー全員、風邪(インフルエンザ?)だったらしい。ライブ後はみんな大きなマスクをしてた。(なるとさんには、「狂牛病」と言われていたが)
 クリスマスソングは知らない洋楽のカバーだったみたいだけど、かっこよかった。パブふう。
 
 2番目はサニーサイド
 大学の先輩・同級生のバンド。
 なんだかんだと月に1回くらい見てるけど、今日が一番よかった感じ。
 幕があいて1曲目がクリスマスソング。「きよしこの夜」だ。
 しかも
「♪き〜よし〜 こ〜の夜〜 
  ラーララー ラーララー(以下すべてラララハミング)」
 サニーサイドらしい。そしてボーカルのかしわいさんは、クリスマススペシャルでもアロハシャツ。
 二曲目 手紙の歌、ドラム南くんがメインボーカルの歌、ハッピーバースデイの歌、どれもこれまで聴いたことあったけど、「へ〜こんなにいい歌やったったい? また、聞きたい。」とこれまでで一番思った。  
 サニーサイドが良かったのかな? 私の耳が慣れてきたとかな? たぶんどっちもでしょう。
 白っぽいギターはかしわいさんにすごく似合ってて、音作り研究するの好きなんだろうな〜とつくづく思う。
 はっとするような音が、次々出てくる。
 
 3番目はウーララ
 かなり激しいロックブルースバンド。見るの2回目。また見れてうれしい。こないだ見たときよりも、ずっとゴキゲンがうるわしかったのか、こないだが特別ゴキゲンが悪かったのか、この日のボーカル赤星さんは明るくて、あんまり怖い人じゃなくなってた。
 かっこいー曲キメたあとで、スタッフにガラガラ声で「すいませ〜んお茶くださ〜い」なんて言ったり(この人も風邪だったようだ。)「メリーな夜」て連発してた。
 一曲目、クリスマスソング。ステレオハイファイレビューの二人が、ゲストで参加。
 そのあとはもう、シッチャカメッチャカでした。
 あ。“しっちゃかめっちゃか”は、さすがに、方言ぽいね。でも、雰囲気でなんとなくわかるでしょ? 意味。
 赤星さんはギターもすごくうまかった。かなり顔で弾いてた。もちろんギターの人もギターがうまい。赤星さんにマイク向けられても決して歌わないあたり、しんちゃんを思い出させるギタリストだった(笑)
 このバンド、一曲一曲が、長い。
 長く長く続くけど、途中で何度もリズムを変えたり、ギターがそれぞれソロやったり、歌と楽器がかけあってバトルしたりしながらで、全然、飽きない。赤星さんの声が好きで、ほれぼれして見ちゃう。でも、やっぱりちょっと、風邪だったみたいね。
 最後の曲、赤星さん、アンプが飛んだと思ってギターおろしてマイクだけでやったけど、しん氏いわく「ジャックが抜けてただけやろ。気づいてなかったのかな?」
 まあ、アンプが飛んでもおかしくないくらいの、やりかぶり方ではありました。クラッカーもパンパン弾けまくってた。
 
 この合間に、プレゼント抽選会。
 私もしんちゃんも当たらなかった。
 この日出たプレゼントは、靴下(3足)、シャンプーとリンスセット(?)、エプロン、リュック、鍋など。そして、JAJA一年間フリーパスが2枚。

 最後は博多・ザ・ブリスコ
 説明不要のやりかぶりバンド(笑)
 フロアに立った3本のツリー、ライブが終わるまでちゃんと立っていられるかどうかが、私の注目の一つでありました。テンション上がったバンドマンは、ツリーの1本や2本、倒さんでどーする!となるはず。ウーララで何度か危機が訪れたものの、持ちこたえた。
 しかしジャガーは倒しそうだ・・・。(意外とベースのわちさんも危ない)
 白い毛のコート、白い帽子で登場のジャガーさん、この人の声すごいな〜といつも思う。さっそくはじけるクラッカー。 
 ああ、しかし、終電の時間。
「一年に一度だけ」というジャガーさんのクリスマスソング、切ないイントロで始まって
「幸せは 今夜 生まれる」て感じの曲、聞きながら、サニーサイドのみなさんにさよなら言って、いつの間にか降りだしてた雨に濡れて走って、帰った。 
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