moonshine  エミ




2002年04月28日(日)  いつか神様が

 珍しく午前中からしんちゃんと待ち合わせ。
 タウン誌なんかでよく宣伝されてて、前から気になっていた店で昼ごはん。
 やたらと塩辛かった。あれでいいのだろうか。

 バージンレコードで、新譜をいくつか試聴する。
 カサンドラ・ウィルソンとかいうボーかリスト・・・。インディア・アリーとの共演があり、ザ・バンドの私の大好きな曲「ウェイト」をカバーしているとポップに書いてあるので聞いてみる。
 ・・・ニーナ・シモンばりに、豊かな低音で歌う女性だった。びっくりした。
 シェリル・クロウは、聞いてみると、「あ、買わなくてもいいな」と思ってしまった。
 
 歩き疲れると市役所前広場で休憩するのが私たちのパターンである。
 喫茶店でお茶するのも好きだが、市役所前広場というところは、天神にありながら視界が広くて、小さな子供が結構いるのでとてもよろしい。お金もかからないし、のんびりできます。
 今日はそこらに、右のほうの街宣車が出ている。
「ああいう人たちこそ、真剣ならヒップホップでもやるべきだよね」と、しんちゃんと意見の一致をみる。

 そのあとまた別のCD屋へ。
 ここはまだ新しくて、初めて行った。
 それがもう、アータ、すごいんですよ、品揃えが。
 試聴盤が何百枚という単位であった。それも、新譜だけじゃなくて、
「お店がすすめる’70〜’80ロック10枚」
 とか、そういうコーナーがドサッと! そして椅子まで! 「心ゆくまで聞いてください」とも書いてあるし。
 低い天井、雑然としたレイアウトだけど、ここには驚いたね〜
「こんどから、ここで待ち合わせよう」
 と、しんちゃん、言う。
 私はここで、'71年作品であるところの、「SLY&THE FAMILY STONE」の『暴動』を聞く。なんという先鋭的な作品だろうと思う、いつか買ってやる! しんちゃんは古き時代のサンタナを聞いて「エロかった・・・」と言ってた。カルロス・サンタナのギターは、素晴らしくエロティックです。

 いつもの靴屋へ行く。
 ここがまた、天神のど真ん中にありながら、販売員さんの80%が私の親くらいのおじさん&おばさんという摩訶不思議な店、みんな、ニコニコと愛想がよかったり声のトーンが高かったり、客に媚を売るような感じが全く無いのに、おそろしくすすめ上手。そして、ほかの百貨店と同じブランドの旬の靴も、意味もわからず安い。何より私がここが好きなのは、22センチコーナーの充実ぶり。

 家に帰って録画していた天皇賞を見る。
 良かった、ユタカ、元気になって・・・
 春の天皇賞らしく、3強で決まって、(馬券を買ってなかったので)すっきりしたレースでした。毎年、「もう馬を追うのはやめよう、もう」と思うんだけど、天皇賞あたりから、「やっぱり馬が好き!」てなっちゃうんだよね〜


 自分の気持ちを過不足なく伝えることの難しさよ。
 家族だろうと恋人だろうと長年の友達だろうと、決して100%分かり合えることなんてない、そう認識しつつも努力も続けたい。
 
 
  
 
 
  
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