moonshine  エミ




2002年04月13日(土)  愛は胃袋から

8時に起きて、会社へ。
土曜日の会社は静かだ。
同じチームの人と、隣の部署の人が数人、出勤してきている。
デスクのマイパソコンを起動すると、なんか変な画面になったので、
やはり休日出勤してきている上の階のシステムチームの人に、見てもらう。
「コイツも疲れてるんよ・・・」
と、なかなか応答しないパソコンをさすりながら、彼が言う。

時々雑談をかわしながらも、各自、黙々と仕事に励む。
私は、
「頭は使わないけど時間がかかる資料作り」と、
「この半年、毎月、少ない頭を絞って絞って作り上げた、
 汗と涙の結晶の資料の仕上げ&修正」と、
「外部に渡す膨大な数の資料の整理」
に追われる。

18時半にしんちゃんと天神にて待ち合わせ。 
お気に入りの居酒屋「N(仮名)」に行くも、既に満席。
がっくりしながら、第二希望の赤坂の居酒屋まで、歩く。
が、そこも満席。
「今度、使ってください・・・」
と、手渡されたサービス券を2店分、がっくりと握り締めて西通りへ戻り、
以前ふたりで熱燗を7〜8合(生ビール2杯のあと)飲んだ店にやっと落ち着く。

しんちゃんと私、付き合い始めて(途中のチョロリとしたブランクも含めて)現在、4年半。
本当によく飲んだ。・・・って、過去形にするのも変だけど。
お金があるときも、ないときも、とにかくしょっちゅう食事には行く。もちろん、ほとんどの場合、飲む。

そして、長い。3〜4時間、店に居座るなんて、ザラだ。(←店を変えて飲みなおす、というほどの贅沢はできない私たち。)
よくもまあ、飽きもせずに。と、時々おもう。
飲み食いしながら、私たちは喋り続ける。
たわいもなく。時には熱っぽく。

好きな人と一緒に、人間の基本的な欲をみたす。
食欲。睡眠欲。性欲。
それが楽しいから、ますます、仲良くなる。

「たまには、もっと遠くまで行きたいなあ。お金があればなあ」
なんて思うこともあるんだけど、
二人は、二人にとって何が楽しいのかを、今のところちゃんと知っている。
一緒に食べるご飯がおいしい、お酒が楽しいって、
まあ、いい状態なんでしょうな。

愛は胃袋から。
今日のタイトルは、むぎさんからいただきました。
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