moonshine  エミ




2002年03月27日(水)  彼に夢中

 今日はスイスイ水曜日ですから、すっきりにっこり6時に上がらせていただきました。わが社の就業時間は8時45分〜5時15分なので、まあ定時といってもさしつかえないでしょう。
 こんなに早く会社をあとにするの、久しぶりです。
 ビルを出ると、まあ、空がまだ明るいではありませんか。早帰りと春の予感でダブルハッピー。風が冷たかったが。
 
 猛然と椎名誠作品を読み続ける。
 土・日で『哀愁の町に霧が降るのだ』上下巻を読破。
 月曜日、仕事帰りに『岳物語』を買って、寝る前までに読破。
 昨日も買う予定だったが、残業で駅や駅周辺の本屋が閉まったのであきらめ、
 早く終わった今日はもちろん、買いました。『続・岳物語』
 そしてさっき読み終わりました。
 
 読んだことの無かった作家に手をつけて、
 短期間でこんなにハマってしまうこと、1年に何度か、ある。
 去年の冬の、村上春樹がそうだった(エッセイばかりだった)。
 司馬遼太郎「竜馬」や、藤沢周平、宮本輝のときも、けっこうこれに近かった。
 
 ふだんは、初めて読んだ作家は、1冊読んで「あーおもしろかった」と思っても、ちょっとの間寝かしたあと、読み返して
「うーん二度おもしろい。これは、おもしろいぞ。次だ」
 と思って2冊目を買って、それで
「ま、また面白かったぞ。この人って面白いんだ〜」
 と目覚めて、続々と買う、ってふうになります。
 このパターンは、鷺沢萠や、宮城谷昌光、花村萬月、山田詠美など。
 
 こんな話していったい何が言いたいのかっつうと、つまり、今の私は椎名誠にゾッコンだってことですね。
 次は、「はるさきの蛇」にしようかな。蛇はだいっ嫌いだけど、この際しかたがあるまい。

 
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