えーっと、NEXT賞から、やっと「紅色を探して」への結果が帰ってきました。 待ってました!
はい。結果は。
……しばらく旅にでます。
と、いいたいくらい散々でした(笑)
っても、もともとそんなに期待していた訳でなはいので、正直ショックはないのですが。
しっかし、プロへの道はまだまだ研鑽しなくてはいけないんだな、と思います。
とりあえずNEXTの評価は次のようなレベル評価らしいです。
評価の度合 A…大変優秀である。プロ小説家のレベルに値する。 B…優秀だが、まだツメの甘いところがある。今後に期待。 C…実力、出来共にあと一歩。長所を伸ばす努力を。 D…まだ実力不足。いっそうの努力を、もしくは発想の転換を期待します。 E…小説の形をなしていない所があまりにも目立つ。一から見直してみましょう。
発想/オリジナリティがDで低いのは、かなり納得でした。 私の一番の課題でしょうし。紅色は「記憶喪失もの」としてくくれば、ありきたりなアイディアですし。ミステリーとしてとらえるには特に変わったトリックなどがある訳ではないですし。
描写・文章はCでした。 そつがない文章だけど、癖もない。個性がないとの事。 これもようは私のオリジナリティがないとの事ですね。
会話表現もCでした。会話は断片的で実際より幼くみえるとの事。 これは、私が元来ティーンズ書きだから、という事が大きいかと思います。ティーンズの文章は会話は断片的なものが多いですし、若いキャラが多いですしね。大人向けの小説の研究が足りていないという事でしょうし。
人物評価に関してもCでした。書き込みが足りない、と。特に由紀について、ですね。由紀の背後にある謎の人物についてもっと掘り下げなくては読者が納得しないとのことでした。
この辺りはかなり納得でした。厳しい意見ですが、さすがはプロのかく評価です。短いながらも芯をついてます。自分的にも、この辺りは妥当かな、と思います。
ただ意外だったのは構成/ストーリーのD。書いてある事は「そうかー。確かにその通りだなー」と思うのですが、ここで特に注目されたのはバランスのようです。冒頭はもっと少なくてもいいし、クライマックスや深雪と由紀の関係のシーンについては、もっと書き込むべき、との事みたいでした。
しかし、全体的にみるところ、やっぱりこの作品はミステリー・サスペンスとして判断されたみたいですね。総合評価は「C」で「もっと同傾向の作者の作品をたくさんよんで研鑽を積んでください」との事でした。ミステリーは私は殆ど読まないし書かないので、当然の結果だったと思います。
私はたぶん今後は「ミステリー」を書く事はないと思いますが、ただ仮にも傾向として「ミステリーっぽい」作品を書くなら、もっと事前にたくさん研究を重ねるべきだったんだなぁ、と思います。
ただ私が書きたいと思うテーマの作品はミステリーではないですから、そのジャンルに関しての研究はさほどしないかもしれません。しかしそれはそれだとしても、自分が本当に書きたいものに関しては、もっと研究を重ねる必要があるかもしれません。
総合評価はCでしたが、実際にはCマイナーくらいの評価だと思っていいでしょうね。かなりダメダメです。
……ただ。こういったら「何、こいつ」と思う人も多いと思うのですが、それでもかくと、私はオンライン小説書きの中では、それなりにうまい方だと思ってます。反論・異論たくさんあるとは思いますが。それくらいはうぬぼらせてください(笑)
しかしプロになるって言う事は、それじゃあダメなんですね。 自分の書きたいジャンルの読者が100人みてくれたとして、90人くらいが「あの人は、オンライン小説の中ではピカ一だ」と言ってくれるくらいのレベルでないと。
私はもう「紅色」のような大人向けの小説を書く事はもうないかもしれません。 しかし私が小説の雰囲気というのは、紅色のような感じがメインになるだろうし、ティーンズ書きとしても、もっと研鑽をつまなくてはいけないでしょう。
うーん。まぁ、なんかいろいろ言いましたけど。 ただショックよりも、もっとうならせる小説を書いてやる、と思いました。
でも今までの書き方ではなくて、もっと練り込んだ書き方をしないといけないかな、と思います。
それでは〜
追伸:某Tさん情報によると、いまだ総合評価Aはなく、総合Bの中からデビュー者がでてきているらしいです。それからすると、私が思ったよりはマシなのかもしれません(笑) でも、まだまだ研鑽が足りないのは確か。がんばります!
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