先日見た「ZONE」(TBS・日曜午後6:30)と「Get Sports」(テレビ朝日・月曜午前1:00)は、ともに「筋肉」がテーマだった。 「ZONE」の主人公はボディービルダー。男性ビルダーは見せるための筋肉を作り込む作業を「自分を彫刻する」と表現した。この男性の体脂肪率は2%しかないのだという。10年間鶏のささみと温野菜、黄身を除いたゆで卵の食事を続けている女性も登場した。理想の筋肉を得る為のストイックな生活は鬼気迫るものがある。 「Get−」はスピードスケートの清水宏保。こちらは100分の1秒でも速く滑れる筋肉を作る「工程」だ。時速60キロ。微妙なバランスを保つには、体中の筋肉を全て意識下に置いてコントロールする必要がある。また、普段スケートで使わない筋肉も覚醒させるべく自転車トレーニングを取り入れて極限まで鍛え抜き、実際に氷上でその筋肉の試運転をした上で微調整を加えていく。さながらフォーミュラーカーのチューンナップだ。 トップアスリートとは、過酷なトレーニングの末に理想の筋肉を手に入れた究極の筋肉オタクの事を指すのかも知れない。
2002年W杯への期待(11/9)
先日のイタリア戦、サッカー日本代表の戦いぶりは見事だった。高い位置でアグレッシブにボールを奪取、相手の裏を突く動きで世界一固いと言われる守備陣を撹乱した。得点シーンでは、最初の小野の激しいチェックが稲本へのこぼれ球を生んだ点も評価したい。 課題のディフェンスでも、失ったのはセットプレーでの1点のみ。動きの中で失点しなかったのは大きな収穫だろう。中田英の調子が今一つだった以外は、攻守共に合格点だと思う。 スタッツを見ても日本のシュート10本に対し、イタリア13本とほぼ互角。専守防衛ではなく積極的に攻めの形を作っての引き分けだけに価値がある。トルシエが試合前、「実験室を出て、今日からW杯が始まるんだ」といった言葉をハッタリ半分と受け止めた人も、この戦いぶりを見せられては文句は言えまい。期待感が高まってきた。
888番=☆BANBI☆さん 900番=バカボンパパさん でした。(「キューブくん」のサイトのキリ番です)
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