2001年08月30日(木) |
一流と二流を分ける「インテリジェンス」 |
メジャーリーグで活躍する長谷川滋利投手の「適者生存」という本の帯に「生き残るには強者ではいけない 適者でなくてはならない」という一文がある。一流と二流の分水嶺を、この言葉は端的に表している。 長谷川は体格や球速などが人より勝った「強者」では決してない。にも関わらずメジャーで活躍できるのは「適応=アジャストメント」能力が高いからだ。高校から大学、プロ、そしてメジャー・・・ステージが上がるたびに、課題とそれに対する解決法を自分自身で見出して来た。競技力向上の方法論を理詰めで考え実行できる「インテリジェンス」の高さこそ長谷川の最大の武器なのである。 プロに入る選手は、何かしら秀でたものがあるはずだが、高校や大学までは才能だけで活躍できても、考える頭がないとプロの世界では一流になれない。例えばコーチにフォームをいじられて潰れるのは自分で考える能力が欠けているからなのだ。野茂やイチローは、フォーム改造には頑として応じなかったというが、それは人の意見に耳を貸さないのではなく「オレ流」を貫けるだけの「インテリジェンス」が彼らにはあったということだろう。
パート2
書き続ける責任と喜び
このページに文章を書くようになって、今日で7回目の更新になりました。フリーエリアの制限字数が500ということで「500文字のスポーツコラム」と銘打って書き始めたわけですが、正直なところ仕事のかたわら毎日更新できるかどうか不安もありました。しかし、この500字というのが実に絶妙なのです。もしこの字数制限がなければ、いたずらに冗長になることもあったでしょうし毎日書くのも苦痛に感じていたかも知れません(2つのフリーエリアを埋めると1000字なんですが、下のマスは必須ではないと気楽に考えることにしています)。 今のところアクセスは1日平均20件といったところです。まだまだ少ないのですが、平日は毎日書くと宣言した以上、それなりの責任感も感じ始めています。私の書いたものを見てくれる人がいることに、ささやかな喜びも感じています。 ネタを考えるために本業がおろそかにならないように注意しながら、これからも書き続けていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
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