生命の誕生は奇跡なのだと 子供の頃から聞かされていた。 だからなのか、命に対する思いと いうものがとても深い方だと思う。 というか、それが当たり前だと思ってた。 でも自ら命を捨てる人もいる。 簡単に人の命を奪う人もいる。 なぜだろう。それでも必死で生きてる人が 必ずそばにいるはずなのに。 小さな、とても小さな私の命もとても大切 なんだと私の愛する人たちは教えてくれる。 常に戦争の中に生きる人々にも愛する人はいて その命を守りたいと思って生きているはずなのに、 どうして戦争はなくならないのだろう。 数え切れない程の子供達の命を奪っても終わらない。 たとえ命が続いても笑顔をなくしてしまう。 体の一部をなくしてしまう。それでも必死で生きて そして彼等は自力で笑顔を取り戻す。 間違った社会の被害者である彼等は、将来の夢を 聞かれれば人の役に立つ仕事につきたいという。 彼らの強さに負けない社会を作りたい。 命よりも子供達の笑顔よりも、戦いをし己の宗教や 主張を誇示する方が大事なのだろうか。 命よりも大切な事なんかあるのだろうか。 胸を強く強く握り締め、己の鼓動を確かめ安心する 事がどれ程の思いなのか。 世界中の人に思い出してほしいと心からそう思う。
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