快賊日記「funnyface」

2005年08月29日(月) 血の生まれる地

夏の終わりに、昔この国で起こった真夏の
悲しい出来事をTVで見ました。
とても痛々しく辛く悲しく。ただただ涙を
流す事しか出来なかった。
戦争という巨大な暴力。
興味がないから何も知らないという人もいる。
戦争は起こす必要はないけど起きてしまったら
仕方ないし、自分は参加したいという人もいる。
むしろ肯定する人もいる。
そんな人たちは何を見てそんな事が言えるのだろう。
TVの物語やドキュメントで涙を流し身体を振るわせて
語る人々は決して作り事ではないのに。
なぜそんな姿が心に響かないのだろう。
何かが…どこかが冷めて欠落しているのだろうか。
ましてや人種の違いだけで人間としての尊厳を
踏みにじられてしまう事実がある事なんて。
どんな風に無関心を装う人たちには映るのだろう。
貧乏だからとなじられるのなら、頑張って豊かになれば
いいのだろう。
頭が悪いからとなじられるのなら、努力して何とか
利口になればいいのだろう。
では日本人じゃないからとなじられたら
何をすればいいのだろう。
何も手段はない。血は決して変わらない。
例え体の血を全て捨てて日本の血に変えたとして
それでも本当の血は変わらない。
今ではそうない事実。
戦時中では世界中で起きてた真実。
私達のすべき事は何だろう。




-近所の商店街にて-チニサユウサレヌモノ


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