愛しい人というのは離れ難い。 もう大切で大切で仕方ない。 見てるだけで嬉しくなるような、そんな人。 泣いて笑って、つまらない事で落ち込んで。 それでもすぐにそれを忘れて同じ失敗を 繰り返すような、そんな愛しい人。 それはいつまでたっても少女の頃の 面影を残す母親みたいな人だったりする。 私はそんな人を喜ばせたくて一生懸命差し出す。 そりゃもう目一杯。本当はわかってても。 本当はそんな事より喜ぶことを知っている。 きっと元気ならいいと言うだろう。 無理をしないでくれたほうがいいと言うだろう。 でも今の自分には他に何もないから、 やっぱり何かしたくてちょっと無理したりしてしまう。 ただただ喜ばせたくて。そんな子供じみた行為をするのも その人が愛しいからだと思う。 だから自分はまたこれからも頑張るんだ。 愛しい人達のそばにいたいから。大切にしたいから。 また今日も一生懸命前に進む努力をする。 大切にしたい、愛すべき人達のため。そして自分のために。
|