快賊日記「funnyface」

2001年11月24日(土) 笑顔と共に僕らは生きて、生きて

さてたどり着きました、快賊船シネマライブvol4「野良2000」
野良とはそのままノラ犬とかノラ猫の「野良」…主人公達は家がない
わけじゃないけど両親もいないし、頼る身内もいない。だからって寂しい
だけって訳じゃなく、「野良」のように自由に青空の元生きてる元気な奴ら。
−GIRL MEETS BOY−彼女は自分と同じ痛みを持つ彼と出会う。
自分と一つ違うのは、彼はその傷の痛みを過去のものに出来てる事。
−BOY MEETS GIRL−彼は自分と同じ傷を持つ彼女と出会う。
自分と一つ違うのは、彼女はその傷の痛みを吐き出す言葉を持たない事。
太陽の匂いのする彼と月の香りのする彼女。出会いはわりといい感じ。
お互いの傷を舐め合う訳もなく、痛みを知ってるからこそ優しく出来る。
そして何より強く生きるためには笑顔を!…と、まぁ実はちょっぴり切なく
たまに良い事言っちゃう、暖かい家族愛の物語を快賊船という船に乗せれば
大爆笑コメディーになる訳で…ま、どうせ生きてくなら笑顔がたくさん
あった方がいいし、で、どうせ笑顔になるなら嫌な事全部吹き飛ばすくらいの
大笑いをしちゃいましょうって事で、皆の笑顔が早く見たくて本番が
待ち遠しかった、このライブ。蓋を開けてみりゃ予想通り…いやいや、
予想以上のうけ具合。そりゃね、やってるうちらも辛かったもん。
「そんな顔してそんな台詞は卑怯じゃない?笑えない役の人間の身に
なってよ!腹筋痛いし…!」なんて言った所で止まらない!?
船はさらに加速度を増し、のりに乗って波の上を走ってく。
うちらを乗せて、皆の笑顔をこれでもかってくらい鷲掴みにして…。
いい思い出出来ました?だったら最高。うちらはしっかり皆様の笑顔という
お宝をGETさせて頂きました。辛い事とか悔しい事とかどうにもならない事
たくさんあるけどね、ひねくれず頑張ってりゃいい事きっとあるさ。
「野良」の奴らみたいに笑ってればね。そんな風に思い出して笑ってくれたら
嬉しいな。うちらの意義はそこにあるから…。
それでは今日も笑って生きましょう!盛り上がってまいりました、快賊船。
まだまだ張り切って行きましょう。たとえば次はチャレンジャーな作品へと
船の針路を変えてみたり…。「I・COLORS」への視界は良好。船よ行け。


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