衛澤のどーでもよさげ。
2014年09月07日(日) 抜去。

紀文のおしるこ豆乳を見掛けると必ず買ってしまう衛澤ですごきげんよう。

さて、随分と長い間カテーテルからの排尿を続けておりましたが、今月1日にめでたく尿道カテーテルが抜去されました。あとは狭窄が再発しないか様子を見ることになります。再発するとまた排尿できなくなりますので、膀胱瘻に挿さっているカテーテルは保険としてまだ温存しております。

昨年5月にタイで陰茎形成術を受けて6月に帰国、7月上旬に排尿障碍が現れて、今年3月〜7月に尿道の修正手術を受けるという経緯で、まともに排尿できた期間がごく僅かでして、また今春からずっとカテーテルから排尿していたものですから、尿道口からの排尿が随分久し振りです。立位排尿の仕方を身体が忘れてしまっていて、カテーテル抜去の日から4、5日はおっかなびっくりで排尿していたのですが、ここ1日2日でようやく慣れてきました。
立位排尿できて、尿道(カテーテル)の栓を開閉する手間がないって、便利ですね。そして自分の身体から自然に排尿できるというのはとても有難いことです。

正直のところ、性別適合手術を受けて陰茎を形成したところでまったくの男性の身体にはなり得ず、立位排尿ができるようになるだけなのですが、この立位排尿というのはとても便利です。ズボンや下着を下ろさなくても、しゃがんだり便座に腰を下ろしたりしなくても排尿を済ませることができるのです。
「それがなんぼのもんやねん」とは術前の私も思っていました。ズボンと下着を下ろしてすわることがどれほどの手間なのかと。

しかしですね、立位排尿ができるようになってみると、その少しの手間を面倒に思うようになってしまうのですね。「すわってしなさい」と指示されても男性の間に座位での排尿が定着しないのも判るような気がしてきました。
更にしかしですね、立位排尿をすると、明らかに座位でしたときよりも便器及びその周辺がひどく汚れます。これはおそらく、どんなに気を付けても防ぎきれないのではないかと思っています。

という訳で、せめて自宅では座位排尿を採用したいのですが、尿線が細くなっていないかを観察する必要がありまして(尿線が細くなる→尿道狭窄のおそれ)、座位では尿線を確認することができないものですから、その辺り如何にせばと悩ましいところであります。


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