「
いろはす」の蓋を開けるとき、いつもボトルを握りつぶしてしまいそうで不安になる衛澤です。
隔週に一度、私は長患いの持病のために通院します。私が御世話になっている御医者は個人医で小さな雑居ビルの一階、待合室も狭いです。なのに朝早くから受診したいみなさんがひしめき合うように集まっていて、診察開始時間より一〇分ほど早く受付して貰っても、一四人待ちだったり一八人待ちだったりします。
そうするとだいたい九〇分〜一二〇分、長いと一五〇分くらい待つことになります。
狭くて人がぎゅうぎゅうに詰まった待合室で二時間前後もすわっていますと、パニック障碍を持っています私はそれだけで具合いが悪くなってしまいますので、病院の受付で何人待ちかを聞いたらそのまま病院の外に出てしまいます。何人待つかでだいたいの待ち時間の見当をつけて病院に戻ればきちんと診て貰えます。
さいわい、通っている病院は駅前にありますので、近辺にいろいろな商業施設が集まっています。病院の待ち時間を利用して理髪店で調髪して貰うこともあります。別の病院で診て貰うこともあります。書店で買いものをすることもあります。そういった用事を済ませたら、朝食を摂らずに家を出てきた私はドーナツ専門店に入ります。
現在減量中の私ですが、このようにドーナツ一ツだけとコーヒー一杯なら摂取カロリーも朝食として許容範囲内です。この日は「
白いまぼろし」の
マンゴークリームを頂きました。
さて、隔週に一度ずつ通っていますと、ポイントカードのポイントもじわじわと貯まってきます。レジカウンタのお姉さんも一〇〇ポイントを越えるとグッズと交換するようにと教えてくれます。そこで私も貰ってきました。
D-CLIPS。
ドーナツ専門店のキャラクタのかたちをした変形クリップです。二種類ありましたが、私が択んだのは勿論、ポン・デ・ライオンのかたちをしたもの。一〇〇ポイントで貰えます。
なかなかかわいいじゃありませんかとケースをひっくり返してみると。
入っているポン・デさんは割りと少ない感じ。数えてみると一〇個入りでした。変形クリップなんて沢山あっても使いづらいかな、なんて失礼なような妥当なようなことを考えました。
紙を挟んでみるとこんな感じ。
ああっ、紙に付けたらポン・デさんだと判らなくなったよ! 付けてなくても言われないとポン・デさんだって判らないけど!(禁句)
さてさて、貰ってきたものの、私はこのクリップを実際に使うのでしょうか。重要書類を送るときに使ってみたいとか思いました。
余談になりますが、先日この頁に書きました寒天の話。
賽の目に切るのが面倒なのでところてん突きを買ってきましたということを書きましたが、実際にところてん突きを使ってみますと、ところてん突きに入るように寒天を切る方が賽の目切りよりも面倒なことが判りました。
そんな訳で、写真のように結局賽の目で食べております。