衛澤のどーでもよさげ。
2010年08月03日(火) 自転車。

真夏の一ト月、八月に入ったばかりですが、今年は早くも夏に飽きてしまった衛澤です。もう秋でいいです。

自転車に興味を持っています。学生時代、通学に買いものに遊びに乗りまわした「あの」自転車とはちょっと違って、スポーツ自転車です。ギヤとか付いてたりスタンドが付いてなかったり車体がとても軽くて担いで歩けたりする自転車です。
少し以前に高千穂遙さんの「自転車で痩せた人」という本を読んだ、ということをこの頁に書いたと思うのですが、それ以来自転車に興味津々なのです。痩せるか痩せないかはこの際どうでもいいです。「自転車に乗って走る」ということがとても愉しそうで、直ぐにもスポーツ自転車を購入してガンガン走りたい気持ちであります。

しかし、そうはいかないのであります。スポーツ自転車というのは高価なものでありまして、安価な方で一〇万円前後もしたりするのです。それだけに、気安くはじめて直ぐに飽きてやめてしまう、ということは避けねばなりません。
だから事前に勉強を……といろいろ自転車に関する本を選んでいるのですが、「初心者向け」と示されていても大抵は初心者には難しい内容。わたくし初心者も初心者、ようやく「クロモリ」と言われて「どちらさまですか?」と訊ね返さずに済むようになったところです。脳が勝手に漢字変換して人名化してしまうんですね「黒森」さんって。
「クロモリ」というのは自転車のフレームの素材で、クロームモリブデン鋼のことらしいです。

あんまり初心者なのでTarzan誌のバックナンバー(自転車特集号)を取り寄せて寝っ転がりながら読んだりしています。これくらいの気軽さがないとズブの初心者は取っ付きづらい。よく読んで初心者から初心者に毛が生えた程度の人になりたいものです。
特集のお終いにくっついているスポーツ自転車二〇一〇年モデルカタログなんぞ見て「うおー、これ恰好いい!」、「うおー、とても買えねえ!」と唸っています。ちょっといい自転車は、平気で三〇万円くらいします。私がいま乗っている単車はその一〇分の一程度の値段で買いました。吃驚しますね。

記録として、いま私が一番恰好いいなあと思っている自転車を。
トレック社のベルビル。御値段も六万八〇〇〇円と手頃と言えば手頃です。いざ、乗るという段になってこの自転車を実際に購入するかは判りません。実際に購入するのは、まだ控えています性同一性障碍の手術の最終段階を終えてからです。そうでないと、手術費用を使い込んでしまうことになるので。全部終わって、改めて貯金をして、私の自転車ライフがはじまる(かもしれない)のはそれからです。三〜五年くらい後かなあ。
ベルビルは、シルエットといい、前後のラック(荷台)といい、私好みです。泊まり用品など積んで遠乗りとか、愉しそうだなあ。などと可能不可能判らぬままに夢想しています。
本を読んで新しい智識を得たりカタログ見てどきどきしたりしている時期が、実は一番愉しいのかもしれませんな。


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