衛澤のどーでもよさげ。
2009年11月10日(火) 選んだのは、あなた。

鬱病患者歴15年以上になりますが、昨夜から今朝にかけて、これまで一度も経験したことのなかった希死念慮をはじめて経験した衛澤です。御陰で「きしねんりょ」が一発変換では「希死念慮」にならないことが判りました(ATOK15)。

■散々な夜を無理矢理眠ることでやり過ごして、何とか目を覚ました私がその朝一番に知ったのはF.Koshiba氏の新曲。

「星夜の騎馬・改」。今朝生きて目覚めたことに御褒美を頂いた気分です。



昨年六月五日に投稿された同名曲の修正版に当たる訳ですが、修正前の魅力はそのままに迫力が増し、音色は磨かれて、ヴォーカルは大人びて、最早や新しい別の曲を聴くような新鮮味です。
この一曲は、一本の音楽劇に相当する。
それくらいの聴き応えです。だからみんな聴くんだ。できるだけ性能のいいモニタスピーカやヘッドフォンを使って。耳が倖せだ。

■調子がよろしくない上に業務メールのやり取りだとかIllustratorで天地3センチメートル未満の図柄デザインだとかやっていて目が見えなくなるし目眩はするしやたら生眠いし、どうしてもお知らせしたかったF.Koshiba氏の新曲情報だけ書いたら、今日の記事はもうお終いにするつもりでした。
でも、記事にしようと思って随分寝かせすぎている話題もあるので、少しだけ続けておきます。

■先ず、本日の発見。



どう見ても醤油の「なんちゃってオレンジ」に続くチェリオの新作なんちゃってシリーズ「なんちゃってコーラ」。タバスコそっくりに見えるが実はコーラ。……なのだそうだが、コーラの味はしません。勿論タバスコの味もしません。
店頭で見つけた瞬間「要るか要らないか」ではなく「買うべきか否か」を考え「買うべきである」と即審判。こういうものには飛びついてひどいめに遭ってこそ愉しい人生だと私は考えています。
最近はこのような「如何にもネタ」っぽい商品が少なくなった上に、買ったことを後悔させてくれるほどまずい飲食物もなくなりましたね。良心的というか治安がよくなったというか。もっと危険なスーイサイドを免れ得ぬようなものがあってもいいと私は思う!(力説)

■続いて、数日前の発見。
たびたびこの記事でも申し上げておりますように、私はTwitterというものを嗜んでおりまして、そこで、この写真をプロフィール写真に使っている人を見掛けたのです。



私と同い年かそれ以上の年令の人で、かつ三〇年ほど前は和歌山県内で暮らしていた人、という著しく狭い範囲を指定してしまう写真ですが……懐かしいよね、その人たち!
南紀(和歌山県の南半分)勝浦町にあります「那智の滝」の辺りで採れる黒い石は碁石にもなる名産品なのですが、これを「那智黒」と言います。那智黒という石に似せてつくられたのが「黒あめ那智黒」です。

黒いおじさんがソウルフルに「黒あめ、なちぐ〜ろ!」とシャウトすれば、婆ちゃんが元気に「ヘイヘーイ」と踊るというとても微笑ましいCMで、当時の紀州人にこの婆ちゃんを知らない人はいなかっただろうし、この婆ちゃんを嫌いな人はまるでいなかったはず。
それほどまで和歌山県民誰もが知っていて和歌山県民誰もに愛された婆ちゃんとCMでした。湊組や松源やオークワも那智黒には遠く及ばなかったと記憶しています。
(参考:VOCALOIDによる、和歌山県民なら誰もがうたえるCMソング

私が小学生くらいの頃まで随分長い間流れていたCMでした。当時でさえ「このお婆ちゃんはもう……」と言われてはいましたが、上の写真を見つけた数日前の私は、「この婆ちゃんのことだからまだ元気かもしれない」と思ったということです。いまいったい幾つやねんな。

■先週の発見。
思い立ってiPhoneユーザになった私ですが、iPhoneに最初っから入っているアプリに、本日から一週間分の御天気と、最高最低気温を教えてくれるものがあります。気温は数字で、御天気は絵で教えてくれるのですが……。



この御天気絵が、怖い。これは多分「晴れのち雨」です。「晴れのち雨」だけが怖いのかと思っていたら、「晴れ」も「雨」も「くもり」も「晴れときどきくもり」も全部怖いです。小学生くらいだったら日没後にトイレに行きづらくなるかも、というくらい怖い。
それくらいの年令でなくてよかった。と思いつつ、御天気マークにヨコハマタイヤみたいな顔が付いてたらもっと怖いなー、と想像したらもう直ぐ四〇歳ですがトイレに行きづらくなりました。怖いよう。

■今日見つけた名言。
人生はクローズアップで見れば悲劇、ロングで見れば喜劇。
(C.チャップリン/英国/喜劇俳優・映画監督)


エンピツユニオン


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