昨年末にたまたま酒を飲む機会があって、そのときにたまたまよく眠れたものだから「酒を飲むと眠れるんだ」と思ってしまったけど、実はそんなことはないのである。酒には入眠効果はあるがその後の睡眠は浅眠になりがちで中途覚醒を引き起こしやすくなるので、寝る薬の代わりにはならないんである。心療科医が言っていたんだから多分ほんとうだろう。

だから、十日ほど酒を飲んで寝てみたが、碌なことがなかった。確かに酒を飲んでから寝ると眠剤を重ねて服んでおいても（ほんとうはこんなことやっちゃ駄目だよ）短時間で覚醒するし、覚醒したと思ったら今度は短時間で睡魔が来るし、睡魔が取り憑いている割りには寝つけないし、そんな毎日を過ごしていたから外出先で突然発作起こしたりしたんだな。眠れないと身体の疲れも頭の疲れも取れないからね。

疲れが取れないと却って眠れなくなるし、食欲も失せてくるし、三大欲求のあと一ツも言わずもがな、である。ほんとうに碌なことがない。突然外出先で発作を起こすなんて数年振りのことだから怖くて外出できなくなっちゃったじゃないか。まともに喋れなくなってるし。

第一、酒は清酒だろうが焼酎だろうがウイスキーだろうがワインだろうがウォトカだろうが、何を飲んでも旨くないじゃないか。苦いばっかりだ。甘いものと混ぜて飲んでも甘い味の後に意地悪く苦味がじわじわと出てくる。利点もないのに無理して我慢して飲むものじゃない。

こういった訳で、酒やめます。私に酒を勧めたり酒を飲む席に誘ったりするのは今後も控えてください。
酒をやめたら、眠れるようになるかというと、そういう訳でもないんだろうけどね。

暗いうちにぐっすり眠ってみたいなあ。固形物を喰うのがちょっとつらくなってきた。
とか言いながら昨日はメガマックなんか喰ってたけどさ。昨日の食事はあれだけだったんだ。明らかに摂取カロリーが基礎代謝を下まわっています。


【今日の旨いコーヒー飲みたい】
同じインスタントコーヒーでも或る友人が淹れてくれるのはとっても旨いんだ。どうやったらあんな風に旨く淹れられるんだろう。