衛澤のどーでもよさげ。
2006年02月24日(金) 現地時間で服薬洩れ。

ショートプログラムに続き冬季五輪トリノ大会フィギュアスケートフリースタイル女子の部を、やはりライヴでどうしても観たかったので、今度こそはと昨夜2000時には就寝して今朝0300時に起床しました。生活時間に融通を利かせることができる自由業はこういうとき有難いものです。
あまりよく眠れなかったような疲れが抜けきらないような怠さとともに目覚め、2時間くらいぼんやりしていました。いつもと違う生活リズムで就寝したから調子を崩したかと思いながらぼーっとしているうちに、昨夜で服みきったはずの眠剤が一錠残っているのを見つけました。これを服み忘れたから深く眠れなかったのね。

ぼんやりしながら観た安藤選手の演技はどうにもキレがよろしくなく、何度か転倒もあり、「ミキティも眠たいんかな」と眠たい頭で考えましたが、トリノ市と日本の時差は8時間。現地は2100時過ぎだってば。安藤選手の演技は日本時間で0519時からの4分間。
0624時から荒川選手の演技。実に伸び伸びとして堂々として、滑走もスピードがあり、何よりフィニッシュの表情が快活ですばらしい。得点の発表よりもずっと早くに会場の観客が総立ち拍手をはじめたことで評価が高いことが判ってしまいました。この時点で総合1位。
続いて0632時から村主選手の演技。大技よりも細やかな動きやステップがうつくしく決まる人なので演技に派手さはないのだけど、完璧な演技。最後のスピンの速さは大変なものでした。思わず拍手。この時点で3位。
いやはやすばらしい。ライヴで観てよかった。

ショートプログラムで高順位につけていたコーエン選手(米)やスルツカヤ選手(露)の得点が気になるところ。しかしコーエン選手はジャンプで二度ほど転倒してしまったし、スルツカヤ選手も見ていて心配しなくてよいほどの安定した演技をなすったのだけど一度だけジャンプを失敗してしまい減点。
転倒の減点って大きいはずなのに、コーエン選手は2位、スルツカヤ選手は村主選手を抜いて3位に。スルツカヤ選手が最後の滑走者だったので、この順位がそのまま金銀銅の各メダルに。
スルツカヤさんはあの転倒がなければな。実はぼくが一番応援していたのはこの人。

五輪大会のみならずスポーツの世界規模大会開催期間中は開催国が何処であろうと現地時間で生活してしまう友人(日本在住)が「トリノと時差なしのO本です」というメールをよこしたのには失笑しましたが、電波を介して荒川選手の栄冠を称え合いました。
疲れが抜けきらないままじっとすわって観戦していたために背中が怠くて、「イナバウアー!」と叫びつつ背中を反らして伸びをしたら身体の何処かから「ピシッ」と音が聞こえたのは誰にも内緒だ。

ただいま0751時。これから外出準備をして出掛けます。定期通院日です。パラヴェーッラ!


【今日のほしいもの】
松岡修造氏の熱さの半分が。……半分でいいです。


エンピツユニオン


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