2006年02月17日(金) いつも不利それが当たり前。
書き手が書きたいと考えているもの、書かなくてはならないものと、読み手が読みたいものとは、必ずしも一致しない。
「良作」と評価されているもの、され得るものと、読み手が読みたいものとが同じものとは限らない。
幾つもの「集合」が重なり合った部分を見窮めるのも書き手の仕事なのだろうけれど、その部分が書き手自身に書けるものであるということも、必ずしも言えない。
書けないものを書くと読めるものに仕上がらない。それでは意味がない。
確実に言えることは、「読み手は限られた時間と限られた金銭しか持たず、限られたものにしかそれ等を割かない」ことと「読み手は限りなく贅沢に我が儘に物語を消費する」ということ。
だから―――ということを、ここまでを読んだあなたが考える必要はありません。勿論考えてくだすっても大いに結構なのですが、この頁には大抵表題通り「どーでもよさげ」なことしか書かれないので、考えるだけ損かもしれません。
「損して得取れ」という言葉も、あるにはあるのですが。
【今日の昨日見たLOVE定額】
乗った電車の中から某携帯電話会社の駅貼りポスターを見る。赤とモノクロ写真の配置、岡田くんのソロショット、恰好いいと思った。彩度が高い赤と映えたモノクロ画は、少し青みが強い?