所用があって、中央保健所に行ってきました。

自転車で行ったので、駐輪場に先ず入りました。駐輪場には左図のような屋根が取り付けてあって、正しくは屋根が開けている方から入るのですが、無精して左図のように入ろうとしました。足許には縁石が出っぱっているので爪突かないようにしなければ、と気を付けながら進みました。

そうしたら足許に気を付けすぎて、帽子の鍔の向こうに屋根があってそれが自分の頭の高さだということにまで気がまわらなくて、まともに頭をぶつけました。
ごーん、というでっかい音が辺りに響いて、まるで漫画みたいです。ほかに誰もいなければ何もなかったことにもできますが、駐輪場に隣接した駐車場にはアイドリング中の自動車もいて、運転席には人もいて、ばっちり目撃されてしまいました。
こうなると素知らぬ顔をするのも却って恰好がよくないので、無声映画時代の喜劇役者のように身体一杯に大きく驚いておいて、自転車を停めてから建物の中に入ってしまうまではぶつけたところをさすりながら歩きました。
自動車の中にいた人は愉しんでくだすったでしょうか。見知らぬ人にもサービスサービス。
保健所には
通院医療費公費負担制度の申請のために行きました。申請には申請書や主治医に発行して貰う患者票などが必要なのですが、これ等書類にもやっぱり性別欄があります。
これを何喰わぬ顔で提出する訳ですが、窓口の人も何ひとつ不思議に思わぬ様子で受理してくれます。
ということは、この性別欄は不要なものではないか、という疑問が湧いたので、訊いてみました。「どうしてこんな不要なものがあるのだ」という不満ではなく、実際に手続きをする人たちはこの欄を利用しているのだろうかという純粋な疑問から。
受理してくだすった窓口の人の御話。
男女何れかの性別がきちんと記入してあって、保険証などの書類との相違がなければ手続きは滞りなく進むので、記入さえしてあれば特に入念に見ることはないそうです。
逆に言えば、未記入だと「どっちだ」ってことで詳細に調べられて、申請者に問いただすと言うこともやむを得ずしなければならなくなることもある、ということですね。
たった一ト文字書き込んでおくだけで役所の人も自分も負担が少なくて済むので、妙にこだわったりせずに書いておけばいいよね、なんてぼくは思うのですが、この欄があるために苦しい思いをしている人もおられるのですよね。
【今日の元気印】
元気が減ってきたらカレーだ!