2005年10月09日(日) ぎすぎすぎすにや。
逃避行動中。昨日浮かんだ草案を今日も練り練り。そろそろコンテに取り掛かれそうなところまで進んでいます。トレーニングジムでエアロバイク漕ぎながらとか、自宅で掃除機掛けながらとか、理髪店でバリカン掛けて貰いながらとか、ずっと考えていました。でもこれ原稿料出ないんだよねー。
……締切があって原稿料が出る原稿から先にやりなさいって。
昨年一年間は、素直で気が弱めの坊やとか元気で前向きなあんちゃんとかが出てくる、割りとポジティヴな感じのものを書いていたので、今度はぎすぎすした救いようがない感じのものを書きたいと考えています。
ほんとうは陰惨な感じの、ぎすぎすどろどろしたのが好きなのですよ。そういう筋立てを考えていると何だか顔がにやけてきますねえ、えへふふふ(危)。
巧く制作を続けられるかどうかは副業(哀しきかな現在の主収入源はこちら)の具合いに掛かってきますが、巧く行ったとしてもこれは直ぐには仕上がりそうにありません。もともと長編ばかり書いてきたもので、長編用の筋立てをつくるくせが付いてしまっています。できるだけ短くまとめても、二〇〇枚は越えそうな感じ。
そういうこともしたい一方で、ブラッドベリだとかK・ディックだとかハインラインだとか、学生時代に読んだSF作品を再読したいな、などとも考えている文学の秋であります。
【今日の納得】
理髪店で仕上がりの鏡の中を見た途端に呟いた。
「怖いぞ、このおっさん」