衛澤のどーでもよさげ。
2005年09月24日(土) ほのかな寂寞を。

ぼくはいま抱き枕を使っています。開腹手術を受けた痕が僅かながら疼くので、仰臥するよりはヨコ向いて枕を抱えて、枕に体重を預け気味にして寝ると幾らか楽なのです。このことには、渡航先のホテルで気付きました。

渡航先で滞在していたホテルには抱き枕などありませんでしたが、ぼくが利用していた部屋には何故かダブルベッドが置いてあって枕もふたつあったので、もうひとり用の枕を抱えて寝ていました。客観的に考えてみると少々寂しい構図ではあります。

さて、帰国してからは自宅にある長さ1mほどの枕を抱っこして寝ています。だいたい、右腹を下にして。昨夜の寝入り端もその恰好でした。
今朝、目覚めてみると、ぼくは仰臥していました。右腕を真横に広げた恰好で。ぼくに添うようにベッドの上に横たわる枕の端っこが二の腕に乗っかっています。

つまりぼくは抱き枕に腕枕をしてやっていた訳です。
……かーなしいね、かなしいね、かなしいねー……♪(by 渡辺美里)

そんな、秋という季節に相応しい(?)もの寂しい目覚めでしたが、今日はよいこともありました。昨日買った炊飯器で御飯を炊いてホットケーキをつくって、何れも以前使っていた炊飯器とは比較にならないほどの出来映えによろこんで小躍りしていました。しかし今日はもっとすばらしい結果を見たのです。
炊飯器を使って牛すじ肉のシチューをつくりました。普通にコンロで煮込んでいるのではなかなか煮えない牛すじがとろけるようにやわらかく煮えて、こくのあるビーフシチューに仕上がりました! 炊飯器万歳! もうコンロは不要!
思いつきで放り込んだロールキャベツ(出来合い)もほろほろとやわらかく。こりゃー次回は自分でキャベツくるくる巻いてつくるべきだと思いました。調理器具が整うと料理が愉しくなるってほんとうだったんですね。

でも、新炊飯器の内蓋が外れなくて洗いづらいことが判って、ちょっとだけしょんぼり。


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