2005年03月14日(月) アップトリム一杯、アクティブソナー一回だけ打て!
電車に揺られて病院に行ってきました。検査みっつもしました。心理検査は二時間近く掛かりました。試験管五本も血液採取されました。心電図のセンサくっつけるのがくすぐったくて笑いそうになりました。
宿題も出ています。何と心理検査二種。SCTとMMPI。こんなのおウチでやっていいんですか! と思ったけれど、カンニングしようがないからいいんですよね、別に。時間も掛かるし。……次回通院日までに忘れないようにしないと。
電車に乗っている間と病院の待ち時間で「終戦のローレライ」文庫版第一巻(福井晴敏/講談社)を読了しました。これ、おもしろいんですが……今日の当日記の表題にピンとこない方には向かないと思います。こんな言葉は出てきませんけどね。
艦船、特に潜水艦に関わる用語が沢山出てくるので、その基礎知識がないと難しいと思います。第一巻の解説で例に挙げられている「少尉と少佐はどっちが偉いか」なんてことは「常識でしょ」というくらい判っていないと読み進むのがちょっとつらいかも。
「ローレライ・システムの謎」とか「フリッツの秘密」とか「浅倉の思惑」とか、引きになるものは沢山あって先を知りたくはなるのですが、何分御話が大きくて視点が沢山ある上に描写が濃密過ぎて読んでいてしんどかったです。ぼく個人は小説の視点は一点に固定しておくべきだと思っています。そうでないと読み手に過剰な労力を求めることになるから。
残念ながら失礼ながら「早く第二巻を読みたい!」とは、思わないんだな。映画を観てしまったら気が済んでしまいそう。何れ全巻を読了したいとは思いますが、誰かが(第二巻以降を)譲ってくれたら読もうかな、くらいの気持ちです、いまは。時間が経ったら気持ちは変わるかもしれないけれど。
でも、しかし。
ぼくは「映画を観てから原作を読む」の順番を遵守することにしているのですが(逆だと映画にがっかりすることが多いから)、この作品は映画を観る前に読了したいなあ。悠長なこと言ってると公開期間が終わってしまうし。うーん。
病院に行って帰ってきただけなのに(それでも一日仕事だけど)帰宅したらくたくたでした。でも、サラダを食べたら少し元気になりました。生野菜が不足していたようです。バランスのよい食事を心掛けましょう(お前がな)。
【今日の初体験】
生まれてはじめて鶏胸肉を観音開きにしました。自分の包丁捌きが自分で怖ろしかったです……。