2005年02月02日(水) 皿までも。
食事をした後に、使用した皿を舐めたことがある人はいるだろうか。これは非常に行儀が悪く浅ましい行為とされているが、ほんとうに腹が減っていたときや、腹が減って仕方がないのに少量しか食糧が手に入らなかったときなどは「やってしまう」ものだ。
やったことがない人や恥ずかしい行為だと思った人は余程食糧に恵まれているのだと思う。それはそれで有難いことなのでその人たちは感謝すべきでしょう。
皿を舐めなければならないような食糧事情にある人、これもまた感謝すべきなのかもしれない。この状況にある人ほど食糧と食べられることに有難味を感じられる者はほかにはないだろうから。
私たちが住む国の中にも外にも、感謝しながら皿を舐めている人がきっといるのだと思う。それ等の人にこそ幸あれ、とほんとうに思う。