もう駄目だ。
何も考えられない脳が勝手に口からそれを吐き出してしまうほど疲れてしまった。
そんなときに届いた、
生命の本。
「ありがとう」と、思った。
姉さん。
姉さんはぼくよりももっとしんどくて大変だけれど、きっと、「生きているのも悪くない」と思えるようになるから、いまはがんばらなくていいから、乗り越えましょう。ぼくもできる限りのことをするから。
しんどいと思うことに、そんなに罪を感じないで。
姉さんがこの生命の本の魅力を充分に感じられる日まで、紹介を控えておきます。いまの姉さんには生命の眩しさはつらいかもしれないから。
遠くない頃に、生命を見つめる素敵なことを愉しむことができる日が訪れると信じて。