衛澤のどーでもよさげ。
2004年11月17日(水) へなへなぴー。

今月はじめ辺りに取材して貰った記事が地元ローカル紙今日付号に掲載されました。思っていたよりも広い面積を取って貰って結構目立つ記事になっています。堂々とワタシの写真なども載って。
しかし、アレですな。私はどーしてこうもデッサンの狂った容姿をしているのでせう。

しかしなあ。
私、きちんと御話させて頂いたつもりだったのに、できていなかったのですね。取材してくだすった記者さんも熱心に聞いてくだすったのだけど、間違って伝わってしまったのかもね。今年はじまった連載作についてこう書いてくだすっているんだわ。

「連載中の『天気晴朗なれど波高し』は、肉体的に女性ながら男として生きることを決意してゆく主人公の姿を友人の視点から描いている」

……違うの。
違うのですよ。違うんだーッ!(絶叫)

たくぼんは主人公ではないです。「天気…」の主人公は飽くまでじろすけなんですよ。ようやく間違われなくなってきたなあ、と一ト息つこうかとしていたところにコレでして、がっくりというよりへなへなぴー、です。
「主人公が当事者ではないことがウリ」みたいなことを言っておいたのですけどねー?
「敢えて当事者を主人公から外しました」って間違いなく言いましたよ?

確かにじろすけはドイルの「ホームズ」シリーズにおけるワトソンくんの立場にいますけどね、「ホームズ」シリーズと違うのは、観察役がそのまま主人公だってことなのですよ。

てなこと言ったところで言わなかったところで、解釈はすべて読み手に委ねられてしまうので、もしかしたら、じろすけでもたくぼんでもない奴を主人公だと思ってしまう人も出てくるのかもしれないし、それについて書き手はとやかく言ってはいけないのですけどね。
でも、とほほでへなへなぴー、です。

あー、それだけ「目立たない主人公」に育て上げられたことについては、満足しておりますよ。ハイ。


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