今日は桐生、有鄰館での稽古。何しろ劇場が板張りではなく、コンクリートの打ちっ放しなので、まず、舞台空間の確保に約2時間。 その後6本の柱、および、その間の空間を使った演戯の稽古。
やはり現場での稽古は安心感がある。多少不便なところはあるが、客の位置や視線、声の響き具合、照明などすべて本番を想定できる。
今までいつも本番と同じ劇場で稽古をするという、とんでもない贅沢な環境でやってきたので、役者staffみなとまどい気味だ。
芝居を打つということはとんでもない労力を要する。それでもやるのは、やりたいからだ。どんなに大変でも、やりたいことがあるからやる。ちょうど山があるから登るように。登ることに何の意味もなくても、登りたいから登るように。
きょうは何故か激しくくたびれ果てた。慣れない場所での稽古のせいか?でも、おかげで、帰り道に立ち寄って食べた四川ラーメンは、その分だけ、美味しかった。
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