チャリラーン 2003年05月22日(木)
ある日のこと、8歳の姪アリッサがこう言った。
あのね、バスの中でゲームボーイやってる子もいるよ
彼女は厚木基地内の小学校へ通っているので、 座間駅からスクールバスに乗っていく。
そう、でもアリッサは持っていったら駄目だよ。
スクールバスでゲームボーイやっていいのかどうかは知らないけど、 プレゼントしてすぐに無くした過去があるのでそう答えた。 2〜3日後の朝のこと。 お弁当をリュックにしまうように言うと、 そこで入れればいいのにわざわざ2Fの部屋に持っていった。 なんか怪しい。 降りてきたところを捕まえてカバンの中をチェックした。
ハイ、ゲームボォイ〜♪ (ドラちゃん風)
注意してあったにも関わらず隠し持って行くのは、 悪いことだと分かった上でやってるってこと。 罰として、ゲームボーイ没収、いい子にしてたら返してあげると約束した。 次の朝、友達に借りっこして、その日の夕方に返しに行くというソフトを 棚のわかりやすいところに置いてあげた。
これ、部屋にしまってくるね
と、言うアリッサ。 でも電車の時間ギリギリだったため、
ここなら無くなる心配いらないから大丈夫、学校行っておいで
と送り出した。 さらに翌朝。昨日返却されたらしいソフトが棚に置いてあった。 再び、
時間まだあるから部屋に置いてくるネっ♪
と、アリッサ。
そう、じゃぁ置いておいで
階段を駆け上がるアリッサ。絶対に怪しい。 しばーらくして、やっと降りてきた。 階段を下りきったところでひっつかまえた。 ポケットを探る。右、左・・・小さくて四角い固いものに触れた。 そう、それはさっき持って上がったゲームソフト。 危うくビンタしそうになる手をこらえてお尻をペチッと1発。 (きっとこれでもアメリカじゃ虐待になるだろう) 電車の時間があるので続きは帰ってから。。。 帰宅後、ガミガミ言いたいところを抑え、
どうしてあんなことしたの?
ぬぁんだってぇ??
あたしが志村ケンのバカ殿よろしく、短刀を落としたのは言うまでもない。
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