::KEiMOの世界::



難聴’S  2001年10月05日(金)
私は生まれてきたとき耳たぶが餃子のように前に閉じていたらしい。今は逆に後ろにピタッとくっついていて、正面からだとまるで耳無し法一のよう。

こういう耳って人の言うことを聞かないらしい。まぁ、それはどうだかわからないけど、耳が遠いのは確かだな。聴力テストでは異常無しだけどね。

きっとヘビメタ好きだったお兄ちゃんのせいだ。毎日のようにステレオ&エレキを最大音量で鳴らしまくってるなか、私は対向してテレビを最大&ステレオをテレビチャンネルにあわせてこれもまた最大音量にして見ていたから。となりのお豆腐やさん、朝早いから寝るのも当然早いだろうに可哀想だったな。窓ビリビリいってたもん。

とにかく私は耳が遠い。毎日が空耳アワー状態。
私はそんなわけで日常だからいちいち何をどう聞き間違えたかなんて覚えてないけど、電話で私の名前を1度で聞き取ってくれる人もなかなかいない。たいてい「田村さんですか?」とか「田中さんですか?」「え?田辺さん?」なんてのを2、3回やりとりする。中には「タモリさんですか?」と聞き返してくる人も。そんなときは面倒くさいので「ハイ、そうです♪」と答えることにしている。「タモリケイコ」どんな字を書くのだろう。

そして、きのうまた素敵な難聴さんを発見してしまった。
会社でのこと、私が受けた電話をその人に回すとき、
「喜多見ティップネスの鈴木さんから電話はいってます。」と確かに私は言った。
そしたらその人、
「せいぶけいさつぅ?」だって。
どの辺りが西部でどこが警察になるんだ?
でもその人、石原軍団ぽい顔してるな。








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