| 2003年02月09日(日) |
フロンティア第42話 天使とダイヤモンド(とりこ) |
第42話 デジタマを守れ!消えゆく命の奇跡
今日の放映は43話でしたね。間違っているわけではありません(笑) 先週はナージャのOPEDの衝撃でまともな視聴が出来なかったけど、後でじっくり見たらなかなか良い回だったんですね。 幼年期がたくさん出てくるはじまりの町が舞台であることも含めてほぼベストの布陣。ツボを押さえた展開は安心して見ていられます。デジタマを運ばなくちゃ!のところが妙に悠長だったのを除けば、とってもきれいにまとめられていました。うん、良かった! でもねえ、いや、だからこそ、フロはもう…と思ってしまいました。 一度や二度のヒットじゃもう取り返しがつかないんだなーと。 「僕達には二つの誕生日があるんだ。親から生まれた日とデジモンになった日」 なんと感動的な台詞なんでしょう。 もともと涙もろい上に年令も加わってるわたくし。ティッシュの箱ひっつかみに行って当然の場面なんですが。 ちらともその気配なし。 結構ショックでしたよ。うわー何にも響いてこないんだーと。 かつては闘った悪の四闘士が自分達を助けるために復活。 「人間もデジモンも生まれ変わることができる」 へー。ふーん。そーなんだー。 何にでもお手軽に感動できてしまう自分がここまで醒めてしまっているとは。
その気が無いならキャラの心情なんぞ語らせないでくださいよー。 形だけ、上っ面だけこれまでのシリーズを踏襲されてもなあ。 今回(43話)みたいに「とりあえず20分埋めてみました」な造りならこっちも期待しなくて済んだのよ? いやほんとこれならこれで笑ってみてられていいんだって。 絵の安定度はシリーズトップクラスだし幼年期ばんばん出て可愛いもの。 余分な御託はいらんてーーーー。 02にもテイマーズにもぐだぐだうだうだ言ってたけど、それは言いたくなるだけのものがあったからで。 文句言う気にもなれないっつーのがなんともはや。 さみしーなーーー。 最後まで見ますけどね。(でも今日から三倍)
「天使とダイヤモンド」那洲雪絵(白泉社文庫)
先日bookoff寄った折に見かけ、そうそうこれが那洲雪絵の野球漫画…と手にとってみたら…解説があさのあつこでした。……みんな考えることは一緒なのね。 まあそんなわけで久しぶりに読んでみました。やっぱ面白いわ〜好きだわこれ。那洲雪絵の面白さって説明に困ります。キャラ立てが上手くてコメディとシリアスのさじ加減が絶妙で…でもそれら以上に何かがありそうなのよー。これって雁須磨子にも通じる感覚。あの絵に鍵が隠されてる気がするんだけどな。 グリーンウッド(兄弟モノ/自分内ジャンル分け)も読みたくなってきた。どこにあるんだーー。
ところで「バッテリー」なんですけどね。 あのあともう一度読み返して、なんだか自信がなくなってきました。 これ、児童文学と言えるんだろうか。三巻までは、まあいい。四巻以降、特に五巻に至っては、なんだかもう誤魔化しきれて無いような。限り無く黒に近い灰色のような。うーーんうーーん。 ……やっぱり訂正しておこう。 「バッテリー」は「児童文学の良作」ではなく、「ボーイズラブの良作」いや「傑作」です。 あーでもボーイズラブって読んだことないので間違ってたらごめんね。 いや乙女の嗜みとしてJUNEとか読んでましたけど。遥か昔。
|