2002年01月30日(水) |
「アメリ」と「劇場版とっとこハム太郎」(とりこ) |
今回も凄い取り合わせだ。観たのは別の日ですが。
『アメリ』
愉しい映画でした。 「フランス映画〜?」と敬遠ぎみだったあやめも「面白かった」と言ってくれてほっ。 (相手の好みを考慮して誘うけど、こればかりは観てみないとね) 少なくとも映像は良さそう、でも雰囲気だけの作品かなあ?という予想は嬉しい大外れ。 画面もお話もきっちりしっかり造り上げられて、もの凄く凝ってる。 特に色の使い方が印象的。 えんじがかった赤がきれいで、黒やグリーンや辛子色との取り合わせが良かったなあ。 でもって全体的にセピアがかってるような感じ。(気のせいかも) パリの街はわかるけど、ポルノショップや遊園地のお化け屋敷までファンタスチックに見えてしまうのが凄い。 徹頭徹尾、気を抜くところが全然無い。なんかイイもの、可愛い物がぎっちり詰まってる。 こういうのは問答無用で弱いんだわ。 お話もかわいい。そう、「可愛い」ってのがぴったり来る。 ヒットしてるのも納得です。 好きな物あれこれ探したりとか、誰かの魔法使いになる気分は楽しいよね。 この辺の身近さ、お手軽さがいいんだなあ。 ちょっと真似っこしてみたくなるような。
で、クレームブリュレもいいけど、ローストチキン喰いてー! となって、お昼はチキン(何故か"北京ダック風")をいただきました。 結局食い物に走るわたしたち。 しかし理想はやはり丸ごとで!手でむしり取って!!
「劇場版とっとこハム太郎・ハムハムランド大冒険」
えーと、付き合い、じゃなくて付き添い、で行ってきました。
ハム太郎、たまーにTVで見ることはあっても、わざわざ劇場まで足を運ぶほどじゃないだろう、と高をくくって行きましたが……。 面白かった…気がする。結構。かなり。 もう一回見てもいいくらい…ていうか見たい。正直言って。 どうしよう。。。 別に困ることもないんですけど。 全く期待してなかったのが良かったのかしら。 それもあるだろうけど、実際面白かったのだ。 とにかくめまぐるしく動く画面に最初から最後まで釘付け。 童心に返るとはこのことかと思いましたよ。 お話には色々突っ込みどころもあったような気がしますが、あまり気にならない、というかそんなの気にしてる暇ない。
そして何より主人公のハム太郎がっ! お前そうだったんかーー?!と問いつめたくなるようなキャラになってて。 いじけまくり、拗ねまくりのハム太郎がやったら可愛いんですねー。<ハムに萌えてどーするっ(苦) こういうのツボにはまるんですよ、身分違いの恋って(チガウ)。 思いを伝えられないハム太郎はまるで人魚姫。 ああ、海の泡よねー。消えなましものを、よねー。(だから違うーー) はああ、切なかったっす。人間とハムスター。たとえ思いが通じても一緒に過ごせるのは僅か二、三年。くうう。 …すみません、悪ノリしすぎ。 でもホント、切なすぎるお話でしたよ。
こども達をたっぷりと楽しませて終わって、数年後に効いてくる隠し味も用意してるあたり、流石ですよね。(鈍い大人は十二時間後……;;) 魔法は本当に魔法だったんだなあ。 夜中に目が覚めて、そう気がついて泣きそうになりました。つーか泣いた。
こんなのをさらっと(かどうかは知らないが)作ってしまう監督はやっぱり凄い。 ああああ。見たいっ!今とってもガンバが見たいーーー!!
併映のゴジラは見てないです。付き添いなので。
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