話はひと月ぐらい前にさかのぼる。オヤジが奇行癖を発動し、野良猫を餌づけして手なずけるというご近所的にも人道的にもインモラルなことをやらかしていたので困ったことだとおもっていたら、めでたくその野良猫(三毛、メス)がご出産をやらかし我が家もめでたくご近所に迷惑をかけまくる猫屋敷にむかって輝かしい第一歩を踏み出したものだと頭を抱えることになった次第であった。
とはいえ、この時点では、まあ、我が家で出産しただけなんで時間がたてばいなくなってくれるのだろうと多寡をくくっていたのだが、それから2週間後、母猫が来なくなったのである。おそらく交通事故かなんかで野たれ死にをしたのだろう。それだけならそれだけでむしろ厄介事がなくなったということで喜ぶべきところなのだが、そのバカ猫、よりにもよって子猫を残していきやがった。
子猫は3匹。まだ生後二週間を少し過ぎたぐらいで乳供給源がなくなったのである。ここは、めでたく餓死ということになってもだれにも文句はいわれないような気もするがちいちいなくのを放置するのもしのびないということでニャン道的な見地から最低限のケアは行うべきではないのかという結論にいたりちょうど台風が最接近するなか、ドラッグストアにはしり一番消化によさそうなエサをかいこんで水と一緒に与えるという処置をとったのである。
生後一カ月からの餌をその時点で与えて大丈夫かとおもったが、なんとか連中露命をつなぎ、やれやれなんとか一カ月もったかとおもったのだが、そのうちの一匹が寒かった夜に身罷ってしまった。油断である。そうかとおもってみていると、残りの2匹は一匹は明らかにでかく、もう一匹は小さい、しかも衰弱しているっぽいのである。反応があきらかに鈍く生命力が枯渇しているかんじ。これはヤバいとおもいあわてて獣医を検索したがちょうど休みで途方にくれたが、こうなれば猫用ミルクを入手するしかないと思いなおし、できるだけ近所のペット用品専門店に(それでもかなり遠い)にむりくり突撃し猫乳を入手。家族に猫用ミルクをおしつけていろいろ回復することを祈ったのである。
結果、まだ体はちいさいものの反応はよくなったので一命はとりとたようである。ほっとした。同時に、なんでこんなことに忙殺されていろいろ予定がくるってしまったのがばかばかしくなってもきた。ネームできねーよ、ネーム。つーか俺は艦これにはまっていたのになんで強制的ににゃんこれをプレイさせられているんだよ。
とにもかくにも生き残った猫に名前をつけ、一応飼い猫にして責任をもたなければならないようである。まあ、俺が責任者というわけでもないとはおもうのだが。さて、名前をどうするか。・・・そういやあ、艦これにも「多摩」っていたなあ・・・。それもどうかと思うし・・・うーん・・・。あ、そうだ、猫用ミルクで命をつなぎとめたということで「みるく」の名を与えよう!もはや私には用なき名前であるから貴様に継がせることにしよう!貴様が2代目すずきみるくである!
というわけで、ねこに名前をゆずってしまったわけである。さて、先代すずきみるくである私は何を名乗ればいいのだろうか?まあ、先代ということですずき乳翁とでもなのろうか・・・うーむ。
とにもかくにも、2代目すずきみるくの活躍にご期待ください。
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