すずキみるくのGooden 妄言
旧牛乳式形而上精神論理構造研究所日報

2013年07月02日(火) ハラキリジャパン

「八重の桜」がそろそろクライマックスっていうんでみてるんですが、白虎隊の切腹シーンに多少違和感をもってしまったのです。

あれじゃ、ただの集団パニックによる集団自殺にしか見えんかったぞ。いや、演出とか監督とかがそういう意図でつくったのならよろしいのですが。そういう風に解釈するのもありだとはおもいますが。

ただね、切腹っていうものがもう今の日本人には分からなくなってきてるのではないかと思うのも事実で。そりゃ、徳川時代が終わって150年も経ちますから切腹っていうのも古代の風習ということになっていきますわな。切腹の経験者が語るということはないですけど、同時代人の感覚ってものはどんどん希釈されてるのではないかと。つーか江戸時代ってまだ150年しかまえじゃなかったのね。

戦国期から江戸時代にいたる切腹の感覚って異常ですよ。結構平気でぽこぽこ腹を切るし本人もそれを嫌がるという節もないし(それに関してはわからんけど。)戦でまければ、城主は普通に腹切って首切るのが常識ですからな。現代の私からすればグロいなとおもっちまうわけで。

一昔前には切腹すると足の指がどうなるとかそういうとこまでこだわる役者さんとかもいたらしいですが、そういう一種の切腹文化というのも希釈されていくんだろうなあ。

んで八重の桜。正直、そこらへんの解釈はいろいろ甘いところがあるのではないかと。いろいろ絶望的な状況になってきて切腹とか集団自決とかやるようになってきたけど、視聴者としてはそんなもんみたくないわけで。んでもそれをやらざるをえないわけど、演出もそれを芯でとらえられてなくて。いろいろスベるドラマになってしまってるような気がするんですが。・・・まあ、いいか。

ちなみに白虎隊で検索してこんなんみつけた。ドラマだと会津が一致団結してるみたいですが、農民の皆さんにとってはそんなのどうでもよかったようです。まあ、所詮、武士同士のけんかですからな。そんなのにいちいちまともに付き合う農民もいないわなあ。


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