えー、最近この時期になると村上春樹がノーベル賞を受賞するかどうかということが、マスコミ等で話題になりますね。んで、その流れの報道で書店員のみなさんがフェアのために発表を心まちにしたり、「ハルキスト」という方々が、バーかなんかにあつまって、発表に立ち会って、「違うー!外れたー!」とかやってたんですが。・・・なんか違くね?
いや、書店のばあいはわかりますよ。そりゃフェアのチャンスですからね。ノーベル賞なんてこれ以上ない掻きいれどきですから。わかんないのは、「ハルキスト」という方々があつまって受賞の瞬間をまつという方。
こういう行動ってどう考えても「ハルキスト」的ではないよなあ・・・。ハルキストっていうか、村上春樹の読者の対応は報道で、村上春樹のノーベル賞の件をみたら「ああ、村上さんまた、ノーベル賞でさわがれてんのか・・・。」とかおもって、「毎度よくやるなあ」とおもうだけにしておいて、あとはいつもどおりにコーヒーをわかしたりサラダをたべたりドーナツをかじったり石鹸をといてひげをそったりするべきだとおもうんですが。
村上春樹が賞をとりそうだといってさわぐのは、普通の村上読者じゃないよなあとおもったりおもわなかったり。
しっかし、ノーベル賞。じつは村上春樹はとったらこまるんじゃないかなあ。なんせ、村上春樹もひとつのスタンスとして既存の権威へのデタッチメントというスタンスはとっていたわけで。それが、たとえポーズだったにしと。そんな村上春樹にノーベル賞という権威のなかの権威があたえられそうっていうのは、一種の皮肉だわな。んで、村上春樹としてはどういう顔してノーベル賞をとればいいのか困っちまうと。とっちまえば確実にどこかから「ああ、村上さんもノーベル賞なら受賞すんのね(wやっぱ」とかいう声が聞こえてくるにきまってるもんねえ。・・・かといってノーベル賞を辞退する理由もないと。なかなかのジレンマですな。案外、今年もとらずにすんでほっとしているかもしれません。
ちなみに、おいらは「1Q84が文庫になってないのでまだ読んでない程度の能力のハルキスト?」だったりします。
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