すずキみるくのGooden 妄言
旧牛乳式形而上精神論理構造研究所日報

2010年08月26日(木) 残暑

珍妙としかいいようのない食べ物だった。

皮膚にいいというということで近場の温泉にいった帰り、バスが遅れ一時間に一本しかないローカル線の接続を逃してしまい、手持無沙汰ではいった駅にある店、そこで気まぐれにお好み焼きを頼んだら大変珍妙な食物がでてきたのある。

まず、お好み焼きなのにたたんである。春巻きを具なしでたたんだならこうなるだろうという形である。そして、具が極端にすくない。ちょっとほどくと中にタクアン(これはこの地方のお好み焼きの特徴)、そして豚肉が一切れ。それ以外の具はまったくみあたらない。キャベツさえもない。300円という値段をかんがえれば仕方ないような気もしないでもない。そのうえにダシ粉とソースで薄めの味付けがされている。

なにより食べてみての食感が変わっている。やたらとモチモチしているのだ。普通、お好み焼きってもうちょっと粉っぽいものだとおもうのだが、その予想に反し、口の中にひたすらモチモチしたものがはいってきてそれを咀嚼していく。なんじゃ、このモチモチ感は。そのモチモチ感に幻惑されてうまいかまずいかさえわかんなくなってくる。

このわけのわからんもん食ってる感はかつて松屋でとろろ牛丼を食って以来である。あれは何かうまいわけわからんもん食ってるという感じだったが、今回はうまいかまずいかわからんわけわからんもん食ってるのである。・・・正直、あんまうまくないような・・・もちもち・・・ん、もしかしたら少しはうまいのか?うん?ずっとこんな感じ。

そんなわけで食べ終わり、店をでる。駅舎に画用紙で店名をデコレートしている。・・・なんか小学校の文化祭っぽい店だな、よくみると。

そんなこと考えながら、ようやく暗くなりかけたホームにでる。ホームの周りは夏草が勢いよく茂っている。虫の声がうるさい。折り返しの車両がやってくる。

そういえば、今日は地元は夏祭りだったと思いだす。


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