すずキみるくのGooden 妄言
旧牛乳式形而上精神論理構造研究所日報

2007年06月03日(日) なんとなくテルモピュライ

えー、あいかわらず小林麻耶目当てに世界ふしぎ発見を観てるわけですが。

んで今週のネタはテルモピレーの戦いだったのですが。まあ、映画300の公開に合わせたプロダクション的な回ですな。そこで300人のスパルタ兵が200万人のペルシャ軍に対して大暴れっていう話だったんですが。すげーなーとは思いながらも200万という数にはちょっと違和感を感じたわけです。・・・いくらなんでも多すぎない?実際の戦場とかも映していたけど、どうみてもそんな広いところじゃない普通の山間部だったし。あんなところに200万人も集まったら単純に人間があふれちまうんじゃ・・・。


とおもって調べてみました。

まあ、ウィキペディアが絶対に正しいというわけでもないんですが。えーと、ヘロドトスの記述でも21万人ですな。・・・ひとケタ違います。んで実際の学説では6万から21万となってるみたいですな。うーん・・・紀元前の話だから兵站のかなり難しいから、現実的な線だと10万未満だったんじゃないかなあ・・・ふつうに考えれば。

ちなみに現役の自衛官は24万人です。現在のアメリカ軍がおよそ140万人。20万という数でもそうとうとんでもないですよね。200万なんて・・・こらこら。

ちなみに、映画の「300」では100万人となってますな。いや、映画とかマンガとかの創作物ならフィクションですからある程度大袈裟なほうが燃えますからね。そういうのもアリです。ただ、その100万人をさらに倍にして200万人にしてしまうとは・・・。ふしぎ発見とはなんなんでしょうか?このなぞをだれかミステリーハントしてください。

「ふしぎ発見」のペルシャ軍の数  2,100,000
現在のアメリカ軍総兵力      1,400,000
映画「300」でのペルシャ軍   1,000,000
現在の現役自衛官          240,000
ヘロドトスの記述のペルシャ軍    210,000

・・・すげーよ・・・すげーよふしぎ発見。
野々村真をいじってる場合じゃねーだろ・・・。おい。
おかしいって思いなさいよ。

いや、好きですよ?あの番組。竹内さんがミステリーハンターの回なんて、ミステリーハンターがほとんど番組ジャックしてますからね。なんか完全に番組をものにしていていい意味でやりたい放題してます。長い番組にはああいうこともあるのね。

んでも、気になる記述・・・。
スタッフが数か月リサーチしてくれた資料を読んで・・・。

数か月リサーチして、200万って・・・
わざとか?わざとなのかふしぎ発見!!


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