すずキみるくのGooden 妄言
旧牛乳式形而上精神論理構造研究所日報

2007年04月10日(火) コンセントレーション

久しぶりにアキラ様のステージを見て軽く鳥肌がたちました。昨日の日記ではごたごた言いましたが、なんだかんだでやっぱり凄い踊り子さんです。自分のなかの踊り子分類のなかでもSランクですな、うむうむ。

んでSランクの踊り子さんとその他の踊り子さんを分けるのはなにかというと、究極的には集中力になるんじゃないかと思います。・・・大信田ルイさんの引退のときにも似たようなことは言ってますが。踊りが上手というのは当たり前ですが、最終的にその舞台に説得力をもたせるのは、精神の力。いうなれば集中力なのではないかと。

はっきりといっちゃえば、ストリップなんて所詮はエロがメインのお下劣裸踊りおマンコショーにすぎないわけです。基本的に。そういうマイナスのお下劣フィールドから、一気に観客を魅了する表現に転嫁させるためには、とんでもなく大量の一種の精神エネルギーみたいのが必要になってくるわけです。

その精神エネルギーはなにかといったら、最終的に集中力になってくるのではないかと僕は思うわけで。自らのつくりだした舞台の上の虚構に集中力を極限まで高めて没入することでそのステージの間だけのひとつの世界が構築されるのではないかと。どこまでも自分のなかに没入することこそが、逆に最高のパフォーマンスになってくるのではないかと。そのラインを超えちまえば、ベッドでいくらおまんこをさらしても一種の芸術に転換されていて、もはやエロさとかこえた次元のものになっちまうわけです。(ストリップでそれもどうかとは思うけど。)もちろん、そこまでいくには、集中力にくわえて、ダンスの技量とか、ベッドの演技力も最高レベルのものが必要にはなりますが。

マンガ読みにわかりやすい例でいえばバキのリアルシャドーというか。また性質が全然ちがうんですが。

そういえば、麻生祥子のステージへの入り込みっぷりは本当にすごかった。初めてみたときに感じた表現の激しさ、切実さは今でも目に焼き付いてる。(つーか初めてみたときこの人に逢わなけりゃストファンやってない)HIKARUは登場した瞬間に劇場内の空気を変えてしまう。大信田ルイのオーラはすごかったしステージは本当に時間を忘れさせられた。アキラの今回ステージのベッドではたしかにそこにいるはずのもう一人の姿をこちらが無理に思い込まないでも感じることができた。所詮は架空のストリップにここまでの説得力をもたせるのは、やっぱり各人の舞台にかける圧倒的な集中力なのだろう。

まあ、そういうことなんで、そんなとこは我々にも学ぶことがあるのではないかと。嘘に説得力をもたせるのは圧倒的な集中力なんですね。
多少はフィードバックできるんじゃないかとおもうんですか?どうですかね?


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