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( C.T.13/3/97) MAHIKARI STANDS CONDEMNED BY ITS OWN WORDS (キャンベラタイムズ、97年3月13日) 真光はそれ自身の言葉によって非難される。 (真光の教えは矛盾している)
アンドリス・テベシス博士の投稿(キャンベラタイムズ3月7日(金))によって火がつけられた○○真光論争における中立的な立場の人間として、私はそのカルトリーダーに、彼自身の本「真光、ありがとう神様、ついに答えは与えられた」の中にある疑問点をつきつけたいと思います。
2,3分読んで私は次のような興味深い引用に出くわしました。「キリストは十字架の上で死んだのではなく、日本で安らかに死んだのです。私はその墓を訪れ、私が読んだことがすべて正しいと確信しました...キリストは21歳のとき初めて日本を訪れ、10年間神道を学んでそれを教えるためにユダヤ(古代パレスチナの南部地方)へ帰っていったのです。時の権力者が彼の教えを認めず、彼を十字架にはりつけにしました。キリストの兄弟であるイスクリ(Isukuri)が、自らキリストの身代わりになって死んだのです.キリストは37歳の時に日本へ帰り、結局106歳になるまで日本に住んでいました.)(P.355)
これでは、私のキリスト教信仰の基礎がすべてだめになってしまいます。おそらく、テベシス博士が所属するカルトの計画では、すべての宗教の教えを統一するのではなく、他の宗教の基礎を崩すことによって普遍的な宗教になろうとしているのでしょう。
テベシス博士の「真光本」にあるその他の興味深い引用は、次のようなものです。「私は今、なぜ日本の人々が日本の天皇が神だという信念を持ちつづけるのかがわかりました。」(P.396)「日本はすべての宗教のゆりかごなのです....人類が最初に創造された、霊の起源の国(霊の元つ国:ひのもとつくに)なのです。」(P.417)
明らかに、私が教わった歴史や宗教の先生方は、間違っていると言うでしょう。
テベシス博士はユダヤ人に関してこう述べています。「彼らは神との約束を破った。ユダヤ民族が迫害されるのは少しも不思議ではない。」(P.416)
これらの引用は、テベシス博士が新聞への投稿の中で用いたきらびやかな言葉とは相容れないものです。そこで、私はさらに調査をすることにし、公式な真光関係の書物の中に次のような「すばらしいもの」を見つけました。
「色々な既成宗教に見られる教えを守ることも支持することも必要ない」(P.25 寸教の英訳本?) 「民主主義の原理は受け入れがたい。それゆえ、神の教えを伝えるマスター(○○真光の指導者)の言葉や命令、指示が最高のものである。」(P.21 寸教の英訳本?) 「世紀の変わり目の前に、世界的な天変地異がおこるだろう」(P.269 Mahikari Bible、御聖言)
これらは、(もしテベシス博士ではなく)わたしだったら、終末論を唱える宗教の教えに思えます。
オーストラリアのつつましい納税者の一人として、私はキャンベラタイムズが明らかにしたことについて繰り返しになりますが再び取り上げたいと思います。「課税対象になっていないいわゆる慈善団体が、どのようにすれば一年に20万ドルものお金を日本へ送金できるのか?送られた何百万ドルものお金は日本で不動産を購入したり建物を建てたりということに使われるにも関わらず、です。」
オーストラリアの真光組織の幹部の一人が、信者の寄付から10万ドルものお金を毎年もらっているということを、信者たちは知っているでしょうか?、また、そのようなことを認めるでしょうか? なぜオーストラリア首都圏政府は、この組織がその軍隊の新兵をあつめ、幹部を訓練するための不動産を援助しているのでしょうか?だれかはっきりした答えをどうか教えてください。
たぶん、テベシス博士はまた本を書くでしょう。そして、その本のタイトルは次のようになるでしょう。「ありがとうキャンベラタイムズ、ついに(正直な)答えを与えてくれて。」
John Durham, ジョン・ダーハム Gordon
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