山の仕事。 Hの古い友人でもあるKさんと、中央アルプスの奥地へ足を運ぶ。
移動の車のなかで、今ちょっと表沙汰になっている −それ以外の言い方が思い浮かばない− Hの昔の遠征について。
あいつはホントはもう忘れたいんじゃないの?
K君がぼそっと言う。
やっぱりK君もそう思う?
心の中で思う。
あいつはさあ、と、Hの山行についてK君の話は続く。 何故その話を私にするのかなと思ったが、ちょっと泣けそうなぐらい嬉しかった。
Hを本当に理解する人と話ができることは、 自分の中にある、孤独の一種のようなものから解放される感じがしたのである。
2007年12月02日(日) 「シビリアン」再考の時 2005年12月02日(金) Think Think Think
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