2007年11月14日(水) |
火に注ぐ油は何バレルか |
原油価格の高騰は投機筋の影響である、というニュースが続く。
投機筋とはなじみのないものであるが、 どうやら先物取引主に利益を得ようとする投資のことであるらしい。
既に原油の増産は行っているし、供給量は不足していない、 というのがOPEC−石油輸出国機構−の見解、と併せて伝えられ、 投資ファンドと原油産出国というのは別の立場だと思い込んでいた。
しかし、どうもこのオイル騒動は、もう少し巧妙らしい。
原油産出国は、原油生産を中心とした経済政策を脱しようとしており、 その一つの試みとして、潤沢なオイルマネーを投資に回している、という記事。
なんのことはない。火に油を注いで、世界中を困惑させている。
別に一喜一憂することはない。 こんなことはいつまでも続くものではない。
投機筋とよばれる何者かとて、 既に引き際を見計らっているだろう、と私は思う。
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