バーガーショップで、年末の買物の合間に一休み。 置いてあったNewsweekを手に取ると、潘基文次期国連事務総長の就任宣誓後のコメント。
「国連の名誉は国連の最も貴重な財産だが、最も傷つきやすい部分である」
潘基文氏は62才、韓国の前外交通商相だそうである。 国連の信頼回復を最優先課題とすることを、件の就任宣誓では発言した。
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何と私は寝惚けていたのだ。 仮定の話ではなく、国連は本当の本当に、 イラク戦争以降、機能不全に陥っていたのだ。
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潘基文氏は、調停の名手として国際的に名を馳せているが、 明確な決断を下さない点について、リーダーとしての資質を問う声がある。 これに対する氏のコメント。
「中庸はアジアでは美徳とされるものである。それは熱意やリーダーシップの欠如を意味するものではなく、静かな決意を示すものである。」
立派なコメントだと思う。
世界全体で未来に向けた合意をする機関について、 信州のバーガーショップで考えるのも悪くない。 敷居が高いと思う必要はないのだ。
2005年12月29日(木) 資本と消費の適正規模 2004年12月29日(水) 感知
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