耐震強度偽装事件に関連するニュース。
今回の騒動で絵札だった人が、次々に逮捕されたり、事情聴取されたりしている。
今でもよくわからないのが、昨年のあの、見世物みたいな証人喚問は、 今回の耐震強度偽装事件の解決に向けたプロセスで一体何の役割を果たしていたのか、ということだ。
捜査でもない。もちろん違法性を追求する作業でもない。 ワイドショーの視聴率に貢献するため?それなら納得がいく。
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こういうことが生じるから、こうした政策をとるべきだ、 −乃至は、こうした政策は間違っている−という、 下にぶら下がる主張の、枕言葉として使われる、そういう気がする。
あきれるような事件であったから、個人として見解を持つのは当然としても、 事の全容が見えてから、ロジックに用いるのがフェアなんじゃないだろうか。
防衛庁が省に昇格する方向の防衛省昇格関連法案なども、 そういう理由で、どさくさに紛れて、という感がぬぐえない。
2005年04月18日(月) 死者を想え、次世代を想え 2004年04月18日(日) 不在
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