正月終り。家に戻ったら、Hが下山していた。連絡がつかなかったのは、やはり予備日まで使っていたからであった。新聞に数日ぶりに目を通す。辺見庸氏の寄稿がよかった。筆に力が入っているのがわかる。戦後の長い年月をかけて日本が作り上げてきたものは、「新たな戦前」に過ぎなかったのではないか、という問いかけ。Aが発熱。