浅間日記

2004年12月28日(火) 自然災害とカレンダー

未練がましく資料を山ほど詰め込んで、山の家へ行く準備。



インド洋の津波のニュース。
大変な災害を出している。
時々刻々と、報告される死者の数が増えている。
一体何が起きたのか、これから把握されることの方が多いのだろう。
わかっているのは、尋常な災害規模ではなさそうだということぐらいだ。
マスコミも正月騒ぎに惑わされずに、正確な情報を迅速に伝えてもらいたい。



本当に、災害の多い年であった。
しかし、自然災害自体には年の瀬も初めもない。おそらく暦もない。
自然現象のイベントは、100年とか、もう少し大きな時間軸で発生するのである。

だから、自然災害について年の瀬に「締めくくる」ということは、
どだい不可能であり、意味がない。
むしろ、今生じていることを大災害時代の幕開けと理解して、
年初めには、この先も何が起きるかわからないという自覚を、再確認するほうが賢明かもしれない。

自然に対する畏怖は、持っていけないというものではないし。


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