HとAと3人で上京。
新潟中越地震の義援金の、一時配分が決まった、とのニュース。 県や日本赤十字社などに寄せられた義援金は、 19日の時点で142億円だそうである。
この金額が十分であるかどうかは判断できないけれど、 すごい金額が集まったものだと思う。142億円である。
受付数の総数はわからないが、日本赤十字社だけで 327,286件(5,970,442,958円 11/18日現在)もの寄付があった。 32万7千人の、善意である。
これに、赤十字社以外の寄付や、救援物資の寄付、ボランティア活動などを 含めると、 今回の震災について、相当の支援の手が差し伸べられたことと思う。 十分であるかどうかは、わからないけれど。
復興は息の長い仕事だから、これでよしとは言うことはできないが、 こういう「善意の総量」は、別に確認していけないということはない。 何事も数値化されて何ぼの世の中であることだし。
国民は、国の指導や法律などなくても、災害などの有事には 困った者へ手を差し伸べている、ということに、 少し確信を持ってよいと思う。
本当を言うと、 不安や不信を煽る出来事ばかりクローズアップされる毎日だからこそ、 この事実に、私はしがみついていたいのだ。
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