浅間日記

2004年10月13日(水) 奴らの足音のバラード・秋冬編

まったく認めたくない事実だが、朝晩がひどく冷え込む。
アレが、あのシーズンが、ついにやって来てしまう。

日差しは日に日に短く弱弱しくなり、それと平行して寒さもすすむ。
しかし心も身体も、未だ寒いシーズンを受け入れる気になれず、
この自然現象に対して、全く意味のない抵抗と葛藤をするのである。

そんな、10月中旬から冬至までの期間が、
私の信州暮らしの中で一番つらい、乗り越えどころである。



今年は灯油代がかかりそうだな、と覚悟を決めるが、
高い灯油を買うことで、戦争の風をふかせ、原油を買い占め儲けた
桶屋達の財布を暖めることになるぐらいなら、
いっそ薪ストーブでも入れようか、とも思う。


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