浅間日記

2004年07月26日(月)

ここ数日色々なやることがあって、
Aをいささかほったらかし気味にし、
寂しさから我侭を言うのを「色々言って困らせる」
という風に思っていた。

そうしたら今日、
Aがちょっと高い所から落ちて、頭を打った。
周りの大人も子どもも一瞬静まり返るほどの、明らかに事故だった。
Aはイタイイタイと言って、沢山泣いた。

その場ではAを安心させるため、大丈夫?痛かったね、
などとぶっていたのだけれど、
夜半に布団に入ってから、
あの時の光景がフラッシュバックして眠れなくなった。

何者かから、「大切に育てないのならもらっていくぞ」、と
言われているようで、大いに反省した。

元気に生きていてくれるだけでいい、と、
生まれた時にはとても強くそう思ったのに、
親というのは段々贅沢になる。
自分に便利になってほしいと、思ってしまう。

隣で眠っているAの息遣いを確認する。
元気に生きていてくれるだけでいい、と思った。


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